Thursday, March 02, 2006

Jamey Haddad

昨日、うちの学校でJamey Haddadという人の、マスタークラスがありました。Jamey Haddadという人は、主に中近東の民族打楽器やその民族楽器を元に作られた楽器を演奏する、World Percussion奏者です。すごいという噂は何度も聞いていたのですが、百聞は一見に如かず。すごいひと時でした。
色んな楽器を器用に操り、リズム感、手さばきがすごいのはもちろんなのですが、その音とリズムが、自然な感じなんです。言葉ではうまく言えませんが、いい意味で飾り気が無いとうか、無理が無いというか。そのリズムを聞いているうちに、何だか不思議な感覚に陥り、知らぬ間に自分の体が自然に動いてリズムを刻んでいたりしてました。(ダンス音楽を聴いても、普段は体なんて動かないのに。。。)無理にリズムを感じるんで無く、体が自然に感じているみたいな。言葉でうまく説明できないけど、とにかくいい気持ちなんです。途中のセッションでは、みんなを立たせて手拍子とともに、軽く踊ったりもしました。そのときは、クラス全体が暖かい感じで一つにまとまり、みんな音楽を楽しんだひと時だったと思います。
Jameyはクラスの最中、彼の人生の話、これから僕らはどうするべきか、など色んな話もしてくれました。その話を聞いている途中、涙が出そうになった瞬間もありました。演奏もそうですが話していることも、とっても重みがあって説得力があるんです。人間性が音に出るって、まさにこのことだと感じました。Jameyのクラス、そしてJameyに出会いは、久しぶりに音楽をやってて良かったなって思う瞬間を味わえたひと時でした。

1 comment:

Anonymous said...

今日、山大のYCMのオペラの本公演でした。僕はビデオの撮影をしていたのですが、みんなすごいがんばっていて感動しました。友達が頑張っているっていうのはとても励みになるし、一人で頑張ってるという孤独感から開放された感じがします。音楽のいいところは自分が本気で頑張ったことは、音楽をやっていない人にも、やっている人にも何かしら伝わるところだと思います。きっとJameyさんもいままで頑張ってきた人なんでしょうね。僕もそういう人間になりたいと思います。