tag:blogger.com,1999:blog-217280392024-02-07T09:19:23.890+01:00Fumito's DiaryFumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.comBlogger69125tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-90363938341044120392020-12-30T22:52:00.000+01:002020-12-30T22:52:36.853+01:00Gary Burton<p> こんなことがあっていいのでしょうか。。。</p><p><br /></p><p>今朝目が覚めて、携帯のメールをチェックしたら、とんでもない方からメールが来ていたんです。。。</p><p><br /></p><p>そのメールの差出人は、Gary Burton氏。</p><p><br /></p><p>ビブラフォン奏者として、ビブラフォン・打楽器界はもとより、ジャズ音楽界を牽引されてきた巨匠。更にはアストル・ピアソラがご存命の頃、ビブラフォン奏者として彼と共演し、その彼のCDはまさに僕の宝物。Burton氏は、僕はもちろんの事、沢山の音楽家や聴衆を魅了してきた音楽家で、そんな方からのまさかのメールで、流石に「嘘だろぉ?」と疑いつつ、僕の心臓は長い間鼓動はこれでもかというくらい、鼓動してました。</p><p><br /></p><p>Burton氏は現在は惜しくも現役を引退されておりますが、これでもかというくらい素晴らしい演奏を残しています。僕のお気に入りの動画は以下です。</p><p><br />・ジャズピアニスト・小曽根真さんと共演した「Afro Blues」<br />https://www.youtube.com/watch?v=TKA7Jm8BB_w</p><p>・ピアソラ5重奏団のメンバーと再共演を果たしたLibertango (最初のBurton氏のソロはしびれます。。。)<br />https://www.youtube.com/watch?v=Kxtr86zmYbk</p><p><br /></p><p><br /></p><p>何でも、僕のLibertangoの動画を観てくださったとの事で、</p><p><br /></p><p>「just saw your Libertango arrangement. Excellent! Really enjoyed it. Great tango interpretation and excellent technique. Thanks. Gary Burton」</p><p>(ご本人の許可を頂き、メールをそのまま掲載しています。)</p><p>日本語訳すると、</p><p>「たった今、君のリベルタンゴの演奏を観たよ。素晴らしい!本当に楽しませてもらったよ。素晴らしいタンゴ音楽の解釈と卓越した技量。ありがとう。ゲイリー・バートン」</p><p><br /></p><p>Excellentの日本語訳はちょっと盛ったところもあるかもしれませんが、僕のこの動画(<a href="https://www.youtube.com/watch?v=8YACtMqNdU4">https://www.youtube.com/watch?v=8YACtMqNdU4</a>)を見て、こんな風に感じて頂き、更に僕のホームページでEmailアドレスを確認しメッセージまで送ってくださいました。</p><p><br /></p><p>誕生日と、クリスマスと、お年玉がいっぺんに届いた感じです。</p><p><br /></p><p>今年は本当に色々とあり、長らく大変な時期が続きましたが、これでよい年末を送れそうです。</p><p><br /></p><p><br /></p><p>いよいよ、大晦日になりますが、皆様におかれましてもより年末年始でありますように。そして2021年は皆様におかれましても健康で、更に希望の満ち溢れた一年となってくれますよう、ドイツからお祈り申し上げます。</p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-16850397736957222992020-12-29T12:43:00.001+01:002020-12-29T13:09:45.053+01:00音の形<p>何とも不思議な感覚で時間が進んでいった2020年も、後残すところ数日となりました。今年は外出することがぐんと減ったためか、クリスマスの感覚はもちろんの事、年の瀬であることすら肌で感じにくい年末を過ごしています。</p><p>皆様はどんな年末をお過ごしでしょうか?</p><p><br /></p><p>今年はどんな一年だったのか、振り返る意味も込めてブログに何か書こうと、ここ数日、いや実は数週間、お題を頭の中でぐるぐるとさせていたのですが、このタイトルが閃いたと同時に、アメリカに住んでいた頃に僕が非常にお世話になった方が今年の春に天国に召されてしまった事が結びつき、今日はその方(Sさん)への想いを綴る意味でも、その事を軸に書いてみようと思います。</p><p><br /></p><p>Sさんとの初めての出会いは、僕がまだボストン音楽院で学んでいた頃、先輩の誘いで参加した日本人コーラスによる演奏会に、合唱隊として賛助出演した時でした。僕からは(大分!?)人生の先輩にあたる方でしたし、その時はお話することも無かったのですが、それからも何度かそのコーラス団体の演奏会に合唱隊、そしてマリンバ奏者として出演させて頂くうちに、自然とSさんと仲良くさせて頂くようになりました。</p><p><br /></p><p>当時は今よりも、大分感覚だけで演奏していた自分ではありますが、僕の演奏会に来ていただいた際に、Sさんから頂く僕の演奏の感想、演奏会で取り上げた曲の感想を伺う度に、目から鱗とでもいうのでしょうか、常に発見ばかりで、Sさんは音楽を本格的に勉強された方ではないと仰っていたのに、音楽から感じ、それを僕のようなものにも分かりやすく、ご自身の経験などを交えて言葉で説明できる教養力の深さには、宇宙のようなものすら感じていました。</p><p><br /></p><p>そんなSさんから、面白い本があるよ、と一度本をお借りたことがありました。それは日本のクラシック音楽界、音楽教育を牽引してこられた斎藤秀雄氏の本でした。その本の初めから最後まで、どこを読んでも学ぶことだらけで、感覚だけで感じていた僕にとっては、音楽表現の色々を僕のようなものにも分かりやすく言葉にされている事にも斎藤秀雄氏の偉大さ感じましたが、その本の中でも一番強く印象に残っている項目が、音を形にして、図で表している講義のものでした。</p><p><br /></p><p>本を読んで既に10年以上の時が経つので、実際にどのアーティキュレーション(発音)の音がそこに書かれていたのかは明確に思い出せないのですが、スタッカートの音、テヌートの音、スフォルツァンドの音などだったと思います。それらの音の発音の仕方にも種類があって、音を形にするとこんな感じになります、という項目を読んだ時に、「ビビビ」と感じるものがありました。</p><p><br /></p><p>(っていうか、「ビビビ」って死語ですかねえ。。。)</p><p><br /></p><p>その本との出会いで、僕が今でも音楽に取り組む際に一番大切に想っている「歌う事」をより深く考えるきっかけにもなり、本来、マリンバの音はマレットで音板を打った瞬間に消えてゆくので、どんな発音の音を演奏したとしても、実際に聴こえてくる音の形はこんな感じになると思うのですが、</p><p><br /></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigWRS-L74cq2ac5ZfpuoTcS-HmTxjimR6tEPCW2ZHKjxi2Tj_ocQnbpmfo0-PzQkDenawKTuIruUUTG3HY-DtdUpLK9qxdWP-7RopiRulTZP_bXKE57C43QlgiwU6nqoigHTM3CA/s300/onkei4.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="150" data-original-width="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigWRS-L74cq2ac5ZfpuoTcS-HmTxjimR6tEPCW2ZHKjxi2Tj_ocQnbpmfo0-PzQkDenawKTuIruUUTG3HY-DtdUpLK9qxdWP-7RopiRulTZP_bXKE57C43QlgiwU6nqoigHTM3CA/s0/onkei4.jpg" /></a></div><br /><p><br /></p><p>今となっては、音をつなげようと、そして歌うように意識を持ってマリンバを演奏している奏者の音の形は、この上の図だけでない、様々な形が複雑にうねるようにマリンバの音が聴こえるようになりました。</p><p><br /></p><p>歌う事の大切さというのは、これまで師事してきた先生方から教わったことの中でも一番大切なものでしたが、その歌う事を更に深いレベルで考えるきっかけになったのは、この本との出会い、そしてSさんとの出会いがきっかけだった事は間違いありません。</p><p><br /></p><p>僕がボストンにいた頃は、友人のように接して下さり、音楽家として、自分自身を見失いそうになった時に、何度も心に響くお言葉をくださったSさん。本当に心の大きな方でした。僕がドイツに渡ってからは、自分の忙しさにかまけて連絡を頻繁に取らなくなっていったことを悔やみます。</p><p><br /></p><p>早くコロナの状況が良くなり、僕の想うSさんのイメージに合ったお花を捧げられる日が来ることを願いながら、また今日も練習したいと思います。</p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-69144865421189223392020-04-22T11:35:00.001+02:002020-04-23T10:47:18.271+02:00オンライン・レッスンを始めます / Offering Online Lessons(English text follows)<br />
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このブログをすっかりご無沙汰してしまいましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。新型コロナウィルスの影響で、私たちの日常生活が大きく変わってしまいましたが、この新しい形での生活を送る中で、長い間温めていたアイデアの一つであるオンラインでのレッスンを開始したいと思い、書き込みをしています。<br />
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私はドイツに現在住んでおり、これまでに何度か「日本に帰省した際にはレッスンをお願いします」という依頼を頂いたことがありました。ですが、日本に滞在できる期間が限定的な事もあり、レッスンが叶わなかったことも何度かありました。<br />
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オンラインでのレッスンはこれまでも経験がありますし、今マリンバを教えているデトモルト音楽大学も正式にオンラインでのレッスンが始まりました。生徒とやり取りをする中で、オンラインのレッスンでもマリンバを勉強する方々へ何かお手伝い出来る事があるのかも、と更に感じはじめ、この機会に是非色々な方とマリンバを通して繋がれたら、と思っております。<br />
<br />
マリンバを持もちの方で、マリンバを上達したい、というお気持ちの方はどなたでもレッスンさせていただきます。<br />
<br />
オンライン・レッスンは現在SkypeかLINEでしておりまして、<br />
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1. パソコンをLANケーブルをつなぎ、インターネットが使える状況である<br />
2. インターネットをWiFiで安定した状況で繋げる<br />
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ことが望ましいですが、とりあえずレッスンに興味をお持ちの方はinfo@fumitonunoya.comまでご連絡いただければと思います。<br />
<br />
レッスン代の事も、お問い合わせ頂いた際にお知らせいたしますが、このご時世ですし、対面レッスンとは少々形も異なる部分もありますので、対面レッスンとは異なるレッスン料に設定しております。<br />
<br />
それでは皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。<br />
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It's been a while since the last time I wrote my diary here. I hope you all are doing well and staying safe.<br />
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I have had a long time thought on online marimba lesson (more like a doubt); however, since I had some experiences with online lessons and just started to teach my students at Hochschule für Musik Detmold online, I have started to think that there are some help or advice that I could offer them, even through the online lessons.<br />
<br />
Therefore, I would like to offer my online marimba lesson to all the students/players at any levels, who have marimba and a fairly good internet connection and have Skype (eventually "Zoom" as well).<br />
<br />
If you are interested, please write to me at "info@fumitonunoya.com"<br />
I will send you a sheet of paper to explain, how we proceed and also about the fee.<br />
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I look forward to hearing from you!<br />
<br />Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-4033192204342597692017-03-01T16:08:00.001+01:002017-03-01T16:15:29.181+01:00感謝!最後の投稿から2年半振りの投稿ですね。まだこちらをご覧になってくださる方がいらっしゃるのか、半信半疑の思いで綴っております。ちょっと長くなるかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しく思います。<br />
<br />
この2年半は色々とありました。<br />
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前回のブログの記事をアップした後、僕はドイツ語学校に通い始めました。シリア難民の人達や普段あまり交わることのない東欧の方と一緒に、時にはずる休みもしながら毎朝学校に通い、休み時間にはそのシリア人の人達から戦場下にある彼らの状況を聞いたりする、というドイツ語学生生活でした。ドイツ語が話せるようになったことはもちろん嬉しかったけど、自分の生まれ育った町が壊され、常に生と死と共に生きる恐怖を味わい、今は家族とバラバラになっていても、その先の希望を信じて生きている明るさというか、今置かれている環境を一生懸命に生きようとする難民の彼らの生き様を見聞き出来たことは、かけがえのない経験となりました。<br />
<br />
(勿論、そこで学んだドイツ語は、ドイツ語学校が終了した数か月後からもの凄く必要になるのですが・・・)<br />
<br />
特に仲良くしていた中の2人、シリア人のサマー君とオサマ君の兄弟。彼らは「ドイツ語学校を卒業したら、大きな町に移って仕事を探すんだあ。そしたら家族もドイツに呼べるしなあ。」と言っていたし、その後僕の住む田舎町では見かけることもなくなってしまったのですが、元気でいてくれるといいなあ、とそんな風に、時折彼らのことを思い出します。<br />
<br />
ドイツでは受け入れ態勢が十分に整わないままに、沢山の難民を受け入れてしまったことが社会問題になったようですが、僕が今住んでいるドイツの村?でもシリア人の難民としてドイツにやってきた人たちが村のスーパーで普通に買い物をしている姿を見ると、ドイツは凄いことをしているんだなあ、と自分の生まれ育った国ではないけれど誇らしげに感じてしまいます。<br />
<br />
<br />
と、無事にドイツ語学校は卒業したわけですが、そのあたりに、僕が勤めているドイツの大学の打楽器科の主任が交通事故にあってしまい、2年近く学校の仕事が出来なくなってしまったのです。そんなわけで、急にどっとその主任のしていたお仕事が、僕ともう一人の同僚にのしかかってきたわけですが、この仕事量と責任がまた物凄くて・・・習いたてのドイツ語は、学校の事務の方とのやり取りでかなり役に立ちました。<br />
<br />
その主任はようやくこの4月から職場復帰できるようですが、この2月までは自分の事と学校の事、更に何となく圧し掛かっている責任にバランスが取れない状態が続いて、ちょっとおかしくなっていたかもしれません。唯一の救いが、大学でのプライベートレッスンの生徒とのひと時で、僕や同僚を心配してくれる生徒なんかもいたりして、それが無ければ本当に登校拒否でも起こしてしまいそうでした。<br />
<br />
<br />
そんな中でも、かなり長い期間自分の中で温めてきた、ピアソラの作品のみを集めた「ピアソラ・オン・マリンバ」のCDの出版に加え、どうしてももう一枚作りたくなって「クラシックス・オン・マリンバ」と題して、ピアノ、チェロ、バイオリンや合唱のために書かれた作品を集めたものも、同時に録音を進め、そしてドイツのレーベルから出版することができました。<br />
<br />
このCDの出版にも紆余曲折があり、中々思い通りにいかない事に、悲しくなったこともありましたが、それでも出版してしまうと、そういう想いもいい思い出になってしまうのですね。共演者や、CD出版に協力してくださった方々には多大な迷惑をかけてしまうことになったのですが、そういう時期も経て完成したCDは僕の音楽人生の中でとても大切なものとなりました。共演してくださったピアノの車野桃子さん、マリンバの誉田広耶君、バイオリンの佐藤友香さんをはじめ、録音を担当したパブット音響音楽事務所さん、編集をしてくださったCaveman Musicの前川さんをはじめ、ご協力してくださった沢山の方々、CDを手に取り聞いてくださった方々に、改めて心から感謝いたします。<br />
<br />
<br />
そのCDリリースを記念して昨年8月地元秋田・大館市での公演を皮切りに、京都市では府民ホールという音響の素晴らしいホールでの2回公演、先月2月には東京・王子ホールでのリサイタル、京都の青山音楽記念館での公演という、大きな舞台を踏ませていただきました。<br />
<br />
特に先月の東京・京都公演は、特別なものとなりました。<br />
<br />
自分の音、音楽はもちろん自分と共演者である坂野さんが一緒にリハーサルをして積み上げてきたものが形になっている部分もあるのですが、舞台上で自分がマリンバを介して奏でている音が、共演者であるピアノの坂野さんの音楽と混ざり合い、会場にいる聴衆の方々の想いと一緒になって、そこで初めて音楽として創り上がっていっているという、何とも不思議な感覚に包まれながらのひと時となったのです。音楽を、会場の方とその場で一緒に創り上げているという感覚です。<br />
<br />
これまでに色々な人と出会い、経験を重ね、そこから様々な想いを抱き、時には悲しく、悔しく、時には嬉しく、幸せで、そして時には体がいうことを聞かないくらいどーっと疲れて動けなくなってみたり、と思ったら驚くほど元気になってみたり・・・それでもって、そんな自分をどんな時でも支えてくれる人達がいて。。。<br />
<br />
僕のような半ば社会の外れもの?(ほぼ自由人)にさせてもらえているからこそ、そういう様々な、辛く感じる物事も幸せに感じる物事も自由に自分なりに感じさせてもらい、そして自分という存在を感じる時間を与えてもらいながら、時には大学で生徒と話をして自分という存在を確かめさせてもらったり共有させてもらったりすることが力となり、こうやって舞台に上がって音楽をしている事、その僕のすべてがその会場にいるお客様に肯定されたように感じた、そんなひと時だったのです。<br />
<br />
今回のステージを踏むまでも、色々な葛藤や不安もありました。<br />
(東京公演に関しては、特にチケット販売が不安でした。。。チケット販売に協力してくださった方、ご来場いただいた方、いらっしゃらなくてもとりあえずチケットだけは買ってくださった方に、心から感謝いたします。)<br />
<br />
あのステージは、僕が練習を重ねてきたものも一部あるのかもしれませんが、会場一杯のお客様の温かい思いと集中力、演奏会にはいらっしゃれなかったけど演奏会の成功を願って下さっていた方々の想い、そして演奏会を円滑に成功させるために動いてくださっていたホールやマネージメントの方々の想い、そして共演者である坂野伊都子さんのお力添えなくしては成しえなかったことです。<br />
<br />
この感謝の想いを述べるのに、ここまで長くなってしまいましたし、言葉で表現しきれないくらい胸はいっぱいなのですが、まずは本当に本当にありがとうございました。<br />
<br />
(そして、やっとこのブログに戻ってこれたことも嬉しく思います。)<br />
<br />
これから、4月の秋田市での公演、5月、6月にはミュンヘンやベルリンでもCDリリース記念公演をいたします。今度こそは写真付きでブログをアップしたいと思っていますので、引き続き、応援していただけたら幸いです。<br />
<br />
<br />
追記<br />
先日の京都公演から2曲、Youtubeにアップさせていただきましたので、<br />
興味をお持ちの方は、下記のリンクからご覧になっていただけたらと思います。<br />
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カルメン・ファンタジー/フランツ・ワックスマン<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=xOuwh8cp18s">https://www.youtube.com/watch?v=xOuwh8cp18s</a><br />
<br />
ブエノスアイレスの冬/アストル・ピアソラ<br />
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=WOBlts72M14">https://www.youtube.com/watch?v=WOBlts72M14</a><br />
<br />
<br />Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-69047996494644720722014-10-14T10:27:00.003+02:002014-10-14T22:43:26.189+02:00夏の思い出僕がドイツに戻ってきてから2週間がたちましたが、こちらはすっかり秋です。僕はとてつもない田舎の村のようなところに住んでいまして、家の側に森があるのですが、その森も色付き始め、紅葉のシーズンが到来していることを感じております。<br />
<br />
ただ、花粉症の症状で凄いことになっちゃうので、その森を散歩してみたり、ジョギングしたり出来ず、更には近づくことすら許されません。<br />
<br />
さてさて、7月12日の東京公演からすっかりご無沙汰してしまいましたが、ここに来て夏の思い出を語りたい気持ちになったので、気ままに綴ろうと思います。<br />
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まずは、7月22日から27日まで秋田県大館市で開催した、ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアー・ジャパン。<br />
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これは前回のブログでも触れましたが、本当に本当に準備が大変でした。特に昨年の暮れの頃から、受講生が集まるかどうか、そして経済的な面でやりくりできるのかどうかの不安に加え、このフェスティバルを開催することにより、自分の身の回りの事が大きく動いたりすることで、気持ちが大きく動揺し、楽器に向かう事も出来なかったり、ちょっとだけ投げ出したくなったりしていました。<br />
<br />
家族にも相当の負担になっていたみたいで、母も調子が悪い日が続いていたり。。。本当に申し訳なく思いながら、開催までの日を過ごしていました。<br />
<br />
でも、講師のナンシー、ジャック、マイク、奈々さん、そしてスタッフ・通訳の華さん、誉田君、麻子さま雅子さまが大館に到着し、そして受講生が大館に到着し、フェスティバル開催日初日から、不安や動揺した気持ちが一気になくなっていくのが分かりました。それは母も同じだったと言っています。ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル(Zeltsman Marimba Festival)は略してZMFとなるのですが、その「F」は「Family」の「F」だと数年前にナンシーに言ったことがあります。またしてもそのゼルツマン・マリンバ・ファミリーに救われた感じです。<br />
<br />
フェスティバルは本当に本当に楽しく、フェスティバル期間中の交流会は1時間半で予定していたのに、気が付けば3時間もみんなと一緒にわいわいし、最終日のパーティーは予定していた終了時間を大幅に過ぎて、ホテルの方に「そろそろバーを閉めたいのですが・・・」と言われて気が付けば23時半。最後の最後まで別れを惜しんだ、ゼルツマン・マリンバ・<b>ファミリー</b>・オン・ツアー・ジャパンとなりました。<br />
<br />
講師や、スタッフのサポートには本当に感謝していますし、受講を決断してくれた受講生の皆さんには、心から感謝するとともに、新しい出会いにも感謝です。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtjLYZkHVgATSTupldRhIQZ7A7GROBZ32QolDAlOUb67G__AV7R3u0lz_ZFkWWICwVpCq1BtEnBhF6CMaLLTISR5LKHreqfOtUvWp39eaLXfbIfiPGwojNcBJsp2AVV_87gq-ZJQ/s1600/IMG_3880+(1).JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtjLYZkHVgATSTupldRhIQZ7A7GROBZ32QolDAlOUb67G__AV7R3u0lz_ZFkWWICwVpCq1BtEnBhF6CMaLLTISR5LKHreqfOtUvWp39eaLXfbIfiPGwojNcBJsp2AVV_87gq-ZJQ/s1600/IMG_3880+(1).JPG" height="213" width="320" /></a></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBs8NWpCXAq86avBB_C7piJBsLFcEXuo97Ku8uozYGyFKmvyTmOPW7iiVuWswIF3hSImdeZBZ9iHJOoYTiChzO3fUsAR_iR0OtpB68N7kCzU3zXlvPy9S9XC2X46_iCuInWrtqXA/s1600/IMG_3894.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBs8NWpCXAq86avBB_C7piJBsLFcEXuo97Ku8uozYGyFKmvyTmOPW7iiVuWswIF3hSImdeZBZ9iHJOoYTiChzO3fUsAR_iR0OtpB68N7kCzU3zXlvPy9S9XC2X46_iCuInWrtqXA/s1600/IMG_3894.JPG" height="213" width="320" /></a></div>
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<br /></div>
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</div>
1枚目は、フェスティバル最終日の午前中、講師とスタッフは時間があったので、狭い我が家に来てくれた時の写真です。父は恥ずかしがり屋なので、みんなが来てくれた時は部屋にこもっていましたが、父は僕の右肩位に見えるお酒の並びが父替わりという事で、集合写真を撮りました。前に座っていらっしゃるのが、家の母と、ルネーさんで、ルネーさんはナンシーの叔母さんにあたります。ZMFのオフィシャル・チアリーダーなのですが、何とこの方、元New Jersey Cityの市長。とっても気さくで、とにかく温かいお方なので、気軽に話しかけていたのですが、フェスティバル期間中に知ったこの事実に、「Wow」となりました。<br />
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2枚目は、最終日の受講生のコンサート終了後。みんな本当に素晴らしい演奏を聴かせてくれた上に、サプライズがあり、号泣。。。準備の期間にあんなに苦しんだのが嘘のように、心が満たされ、癒されました。<br />
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そして、秋田県立大館高等高校同窓会の元宮越校長をはじめとする同窓会の皆様には、この場をお借りして再度御礼申し上げます。フェスティバルのお手伝いを誰にお願いしようかなあと、お願いすることも申し訳ない気持ちがあり、どんより思いながら過ごしていた時に、元宮越校長から直々にお手伝いしますと連絡を頂けた事で、どんなに救われたことか・・・。<br />
ボランティアとしてお手伝いくださった全ての方々に、再度お礼申し上げます。<br />
<br />
更にこの大きなフェスティバルは、受講生の参加費、コンサートのチケット代だけでは決して賄えないもので、会場を貸してくださった大館市、そして大館市民文化会館の皆様、更に寄付をしてくださった沢山の方々には心から感謝申し上げます。<br />
<br />
ただ、このフェスティバルはその多大な協力があったのにも関わらず、とてつもない大きな赤字となってしまったので、秋田県大館市での開催はしばらくないかなあ、という思いです。<br />
<br />
でも、またどこかの場所で実現できることが決まったら、その時はまたよろしくお願いいたします。<br />
<br />
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<br />
その後は、8月に名古屋のプライベート・イベントで水野みどり先生と演奏させて頂き、これまた楽しいひと時でした。ただ、水野先生は僕に気を使って、終いには一人で楽器の積み下ろしをさせてしまう始末・・・水野先生の演奏はもちろんの事、たくましさと(??)、お気遣いにも、改めて感謝してます。先生、ありがとう。<br />
<br />
(折角の機会だったのに、手元に写真がありません。。。)<br />
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<br />
そして9月は京都府民ホール・アルティでの2回公演。アルティはとても好きなホールの一つで、マリンバはとっても良く響いてくれていました。ただ、あまりにもマリンバが響くので、ピアノの位置にはちょっとだけ苦労しましたが、共演者の坂野さんはピアノを弾きながら、位置についても提案があり、そんな坂野さんの感覚の鋭さに改めて脱帽する場面もありました。<br />
<br />
音楽家として久しぶりとなる2公演も経験でき、2日とも開催を一からお手伝い下さっていた方々の温かく、熱い想いと、坂野さんのピアノに助けられ、非常に温かい会が出来たと思っています。演奏会って、演奏会当日だけが演奏会ではなく、開催すると決めた時から既に始まっていて、それがすべて音になって行くのだと信じています。音を出しているのは自分ですが、その音は沢山の方の想いを受け継いで、僕の音楽を通して流れていくものだと、改めて感じたひと時でもありました。<br />
<br />
しかもピアノの坂野さんは京都ご出身との事で、ソロも一曲お願いしていたのですが、これは凄かった。。。リハーサルを聴かせてもらったのですが、やっぱりソリストとしても坂野さんにしか引き出せない魅力満載な演奏を聴かせて頂き、それを聴かせてもらっただけでも、演奏会をして良かったなあ、なんて思ったりもしていました。聴いた人にしか分からない事なので、どんな感じかはあえて言葉にするのは控えますが、ああいう音を出すピアニスト、僕は他にまだ知りません。って、同じ音を出すピアニストがいたら、それはそれで変か・・・<br />
でも、機会があったら皆さん是非坂野さんのソロを聴いてください。お勧めです。<br />
<br />
(そしてこれまた写真を撮り忘れました。。。)<br />
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そして日本滞在の最後は、京都市にある法然院の本堂での演奏。これは森田さんという、関西でお紅茶やお料理教室をされている先生が主催されている会で、森田さんのお話と合わせて、それぞれの国の作品を演奏するという会でした。<br />
<br />
この会の何が凄かったかって、僕の後ろにいる仏様の大きさです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht3Ywm7GmogxAa-hjqS9IG1Mw49TjvQrCU33xxhOcG1Hb7NRBFpB62mNL9xy-o6oSr1P61abE3cir8PJPRfCxmGEUB9S0zLHFDoY6P7gITZzmhCqSY0bOoNueukeJgu58QrBdnsw/s1600/2014093011500000.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht3Ywm7GmogxAa-hjqS9IG1Mw49TjvQrCU33xxhOcG1Hb7NRBFpB62mNL9xy-o6oSr1P61abE3cir8PJPRfCxmGEUB9S0zLHFDoY6P7gITZzmhCqSY0bOoNueukeJgu58QrBdnsw/s1600/2014093011500000.jpg" height="320" width="179" /></a></div>
<br />
<br />
と、僕の持っているガラケーではその感動は伝わりにくいのですが、僕がその仏様にお尻を向けながら、でも思いっきり演奏させて頂きました。<br />
<br />
法然院というのは一般公開が年に2回だけのようで、しかもその期間はそれぞれ一週間ずつ。<br />
<br />
観光客の人があまり出入り出来ない、京都のお寺というのは珍しいのではないでしょうか。やっぱり空気感が僕の知っている京都の他のお寺とは全く違いました。<br />
<br />
<br />
と、場数はあまり多くはなかったのですが、でも一つ一つがとっても濃いイベントばかりで、かえってそういうスタンスでさせてもらえたことがありがたく、日本滞在の最後の夜は、気持ちいいお酒を沢山飲みながら楽しく凄し、とってもとっても、とっても充実した気持ちでドイツに戻ってきました。<br />
<br />
<br />
<br />
この夏で出逢った人、すべてに感謝します。<br />
<br />
<br />
<br />
さあて、今週の金曜日からはドイツの学校で行われる3日間のミニ・マリンバ・フェスティバル「Marimba Days」です。先日はTryoutとして、人前で生徒が演奏する場を設けましたが、そこではそれぞれが個性豊かに演奏していましたし、そこから生徒自身の中でどう演奏会に気持ちを持っていってくれるのか、更には当日のステージでしか見せない、彼らの新たな一面に出会えそうな気がして、とにかく楽しみです。<br />
<br />
僕もリサイタルをします。ただ、自分は先生という権力を使わせてもらい、自分の演奏を初日にして、後は生徒の演奏を楽しむ気持ち満々です。<br />
<br />
遠くにいる方もいると思うので、そのプログラムを写真で貼り付けます。(ドイツ語、英語で作られてますが。。。)<br />
<br />
<br />
もの凄い長い投稿となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。<br />
<br />
それでは、季節の変わり目ですのでご自愛ください。<br />
<br />
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<span id="goog_176933881"></span><span id="goog_176933882"></span></div>
Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-48291836388191419752014-07-15T00:23:00.001+02:002014-07-15T00:26:50.548+02:00東京公演 そして マリンバ・フェスティバル<br />
ようやくここに戻って来れました。皆さんには、ご無沙汰していて失礼いたしました。<br />
<br />
7月12日(土)に、ちょうど3年振りとなる東京公演をさせて頂きました。<br />
<br />
まずはご来場いただきました方々、ご来場いただけなくてもこのコンサートの事を思っていて下さった方々、本当にありがとうございました。<br />
<br />
昨年の8月に2枚目のCD「種を蒔く人」を出させて頂きましたが、このあたりから僕の何かが開いたように、どんどん、どんどん、やりたい事、創りたい音楽が湧いて出てきて、練習することも、演奏することもとにかく楽しく、降ってくるように脳裏に沸いてくるアイデアも驚くほどにありました。<br />
<br />
そんな流れの中から、いよいよ7月22日に大館で初めて行われますマリンバ・フェスティバル「ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアー」の決行、そして今年3月に予定していた新しいCDの為の録音をするアイデアも生まれたわけで、ドイツで、それを実現するべく相変わらずのマイペースで準備を進めていました。<br />
<br />
でも、東京公演も含む、それらすべての準備を進めている中で起こる、身の回りの状況の変化で自分の決断したことへの気持ちが揺れ動いたり、不安に押しつぶされそうになったり。。。とにかく、昨年の8月頃に創造的だった自分が嘘のように、崩れ去り、遂には予定していた録音もキャンセルになってしまい、実はとてもでないのですが、東京での公演に関してはどことなく前向きな気持ちになれず、すっきりしない気持ちで正直準備を進めていました。<br />
<br />
でも僕の状況を良く把握している方々からの応援、そして不安に押しつぶされそうになりながらも自分の中で沸いていたほんの数パーセントの「大丈夫」という気持ちで7月12日までの数か月を過ごしていたものの、当日の共演者であった坂野伊都子さんとの、浜離宮朝日ホールにおいてのゲネプロから、いきなり「大丈夫」という気持ちが100%で満たされ、この公演に関しても応援して下さっている方々に精いっぱいの演奏を届けなければ、という想いに切り替わったのと、ステージに入った瞬間に感じた、会場のお客様から伝わった本当に温かいエネルギーのお陰で、何の迷いもなく、演奏に臨む事が出来ました。<br />
<br />
日本に帰国してから10日以上も経ってはいたのですが、相変わらず時差ボケの症状も出てしまったところがありますが(時差ボケのまま演奏すると必ず出る症状があるんです)、それでも浜離宮朝日ホールという素晴らしいホールで、本当に楽しいひと時を過ごさせて頂きましたし、演奏会後にお話し出来た方々、そしてメッセージを下さった方々には、また元気を頂きました。<br />
<br />
チケット代よりも高い交通費を出されて、演奏会にいらっしゃった方も多々いらっしゃいましたし、贈り物までしてくださった方々もいらっしゃいましたが、その方々も含め、本当に、本当に、本当にありがとうございました。(時間を割いてきてくださっただけでも、もう十二分にありがたいのですので、次回からはお心遣いなさいませんように、お願いしますね。)<br />
<br />
<br />
さて東京公演の次の日からは7月22日から秋田県大館市で始まるマリンバフェスティバルの準備に勤しんでいます。フェスティバルの準備がこんなに大変だったとはつゆ知らず・・・まあ、人間、得意不得意があるのが当たり前で、部屋もろくに綺麗に出来ない自分が、色々な事を取りまとめております。。。でも、これまた本当に沢山の方々のお力添えで、フェスティバルの開催にワクワクしながら、パソコンと、そしてちょっとマリンバと向き合って過ごしています。<br />
<br />
ポスターの縮小版がこちらになりますが、チケットの売れ行きが思った以上によろしくないので、宣伝を。。。僕も22日、26日のコンサートで演奏しますが、僕の大切な先生で、このフェスティバルの音楽監督であるナンシー・ゼルツマン氏、元サンフランシスコ交響楽団首席打楽器奏者で、マリンバにその温かいお人柄がよくあらわれる演奏をされるジャック・バン・ギーム氏、僕が18歳の時に衝撃的な出会いをし、僕の中にあるマリンバ熱を更に加熱してくれた世界的なマリンバ奏者の三村奈々恵氏、と4人のゲストの誉田広耶君、岡本麻子ちゃん、井口雅子さん、ピアノの坂野伊都子さん、そして上は北海道、南は関西という日本各地から集まる32名のマリンバ愛好者が5回に渡る演奏会をお届けしますので大館市内の方はもちろんの事、近くの方が是非是非演奏会にいらして頂けたらと思います。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifz6T6KSCYC6D6vz2WPLQGGEqcCvPXEAoDC-B_H944_PGZJbnsLRnu1Mj7HlVvBb5kOc9d3xIuwNuvI9Ma57uj6_z1HBTGYgeJRhqg4RskpCVwdOs0oINUFHrh7CM7u5jnSuW8HQ/s1600/ZMF+ON+Tour+Poster.bmp" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifz6T6KSCYC6D6vz2WPLQGGEqcCvPXEAoDC-B_H944_PGZJbnsLRnu1Mj7HlVvBb5kOc9d3xIuwNuvI9Ma57uj6_z1HBTGYgeJRhqg4RskpCVwdOs0oINUFHrh7CM7u5jnSuW8HQ/s1600/ZMF+ON+Tour+Poster.bmp" height="320" width="227" /></a></div>
<br />
<br />
<br />Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-78145473301514120512014-03-10T03:35:00.003+01:002014-03-10T03:35:44.605+01:00ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアー 参加資格のの改正皆様いかがお過ごしでしょうか。僕の地元秋田県大館市は、3月中旬にも関わらず、今日も、ものすごい雪が降っております。<br />
<br />
お問い合わせが何件かありまして、7月22日から27日までの6日間、秋田県大館市で行われますゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアーの参加資格を変更いたしました。<br />
<br />
以前までの参加資格では、音楽を専門に勉強されている方、してきた方という風に記載しておりましたが、マリンバが好きで、趣味でマリンバをされている方も参加していただける事になりました。<br />
<br />
実はアメリカのメインのフェスティバルにおいて、昨年は趣味でマリンバをされている60歳の方が参加されましたし、今年も数学の先生からのお申し込みがあったとの事でした。<br />
<br />
音楽監督のナンシー・ゼルツマン氏はマリンバが好きな方が集まる祭典にしたいとの意向ですので、興味のある方は是非参加をお考え頂ければと思います。<br />
<br />
2014年5月15日までの募集ですので、詳しくは<br />
www.OdateMarimba.com<br />
<br />
をご覧いただくか、<br />
<br />
info@fumitonunoya,.com<br />
<br />
にお問い合わせください。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiu8M3Xte4g9pbKgCUKuZcu0ivnkrjzwXll56HZCFT-sgNIeGj7Y8tQXKneYuOgvKDPdJeU5_Xi356HzK0wESQ9WfYRWc8Jk8Jqa9n9FIAKmYwB9UCQ1MQFj2mM69kFJqIQdFPJEA/s1600/ZNF+On+Tour+Flyer.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiu8M3Xte4g9pbKgCUKuZcu0ivnkrjzwXll56HZCFT-sgNIeGj7Y8tQXKneYuOgvKDPdJeU5_Xi356HzK0wESQ9WfYRWc8Jk8Jqa9n9FIAKmYwB9UCQ1MQFj2mM69kFJqIQdFPJEA/s1600/ZNF+On+Tour+Flyer.jpg" height="227" width="320" /></a></div>
<br />
<br />Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-46502222092851725082014-01-06T17:12:00.002+01:002020-12-30T22:26:02.022+01:00明けまして、おめでとうございます。そして "ZMF On Tour"。明けまして、おめでとうございます。2014年がいよいよ始まりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。<div>
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今年最初のブログも、またまた2つの異なる事を書こうと、欲がむき出しな感じですが、気が向くようでしたらお付き合いください。</div>
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2013年は出来るだけ自分らしく、自分の感性のままに正直に生きる事に徹した一年だったように思います。もしかしたらそれまでも音楽をやっているという理由から、周りから見ると恐らくそんな風に生きているように思われていたのかもしれませんが、それまでの自分はそんな風には感じておらず、どこかで枠の中にはまろうと、自分を狭めながら、それでも窮屈を感じ、過ごしていたように思います。そんな中で色々な事を経験し感じ得ていき、「自分に正直に生きていく事に自分で認めていく事を許し始める」が自分のテーマになったのが2013年だったように思います。</div>
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ただ、その「枠」いうものから外れていくことで、前まではこれはこう、あれはそうなる、なんていう自分の経験から考え抜いた結果のものなのか、ただ自分が決めつけたのか分からない論理や、一般常識の範囲内で考えなくなっている分、自分の(気まぐれな)気持ちから選択することが多くなり、分からないことだらけになったような気がします。更には、その「枠」から外れていく事で、自分の外では思いもよらないような事が起こったりもしますが、でも家族や心から信頼できる方や友人の温かい想いと助けを得ながら、最終的には自分の奥底に抱いている気持ちを強めて決断していくことで、外からの様々な事にも気持ちを揺らぎすぎることなく、自分に誇りを持って前に進めていけているような気がします。</div>
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と、これを書くだけでもう30分が経っています。文章も何だか複雑ですが、僕は大丈夫でしょうか。</div>
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まあ、何を言いたいかと言いますと、前よりも生きることが楽しくなっていますし、それに伴って音楽創作活動も、自分に正直に楽しく臨んでいることが多くなりました、という事です。</div>
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ということで、この創作活動が楽しくなっているところで、昨年の8月下旬に、僕の恩師であるNancy Zeltsman先生から、アメリカで毎年のように行っているゼルツマン・マリンバ・フェスティバルの縮小版を日本でもやってみたい、というアイデアが自分の中に舞い込んできました。</div>
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実は昨年の6月、僕はこのフェスティバルに2週間ほど講師として参加させてもらいましたが、正直、とても過密スケジュールのハードなフェスティバルでした。ですがフェスティバル最中に感じ取れる、参加者と講師の先生方が家族のような雰囲気になる、その連帯感の心地よさはそのハードなフェスティバルでの全ての経験を心地よいものにしてくれたし、是非日本のマリンバ界を担っているマリンバ奏者や若い学生の方々にも感じてもらえたら素晴らしいだろうなあ、と思っていたんです。</div>
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そう思っていたら、こんな話がやってくるんですね。このタイミングの良さにはさすがに驚きました。</div>
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という訳で、2014年7月22日から27日までの6日間、僕の故郷の秋田県大館市、大館市民文化会館において、ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル・オン・ツアー(ZMF On Tour)の日本版が行われることになりました。</div>
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フェスティバルのウェブサイトはこちらです。</div>
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<a href="http://www.odatemarimba.com/">www.OdateMarimba.com</a></div>
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受講生を20人から30人募りますが、対象は18歳以上で、専門学校、短大、大学などでマリンバを専門的に勉強している方、勉強した方となっております。フェスティバル中に行われるマスタークラスやレッスンは、テクニック的な事や音楽的な事から音楽家として生きていく事まで、様々なテーマを深く掘り下げて話していくと思われるために、そのような基準を設けております。</div>
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また、今回のフェスティバルはかなりの大きな規模のもので、受講料や、演奏会のチケット販売だけでは賄いきれないと予想しており、企業や個人様からの寄付金という形でのご協力も頂きながら、赤字を出さないように賄いたいと思っております。もしこのブログを読んで、「協力してもいい」と思われる方がいらっしゃいましたら、こちらのページをご覧ください。こちらには、寄付金のお申し込み方法や、頂ける寄付金に対してのお礼の詳細も記しております。</div>
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<a href="http://www.odatemarimba.com/#!untitled/c1yi7">http://www.odatemarimba.com/#!untitled/c1yi7</a></div>
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来年はこの「ZMF On Tour」の他にも、録音やドイツ、日本での演奏会とまだまだ楽しい事があり、非常に楽しみな一年となりそうです。</div>
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それでは、皆様にとって創造性豊かで沢山の幸せが舞い降りる一年となりますよう。</div>
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そして今年もどうぞよろしくお願いいたします。</div>
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Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-87346955706706934102013-09-23T01:29:00.001+02:002013-09-23T01:36:17.406+02:00ハチラジが・・・・秋田県大館市から秋田県内に発信していた、FM秋田の番組「ハチラジ」が9月24日(火)で最終回・・・・大館の良いところを、そして大館という町に活気を注ぎ続けて来てくれた番組が終わってしまうなんて、とても悲しい、そんな想いからブログを綴っております。<br />
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この番組を聴いたという、大館市民はもちろんの事、大館市外の方々もこの番組で大館という町に興味を持ってくださり、大館が潤った(もちろん経済的な面でも)事は間違いなしですし、全国版のFMラジオを偶然聞いた時に、「ハチラジ」の方が、数百倍も面白いと思ったほどです。僕は一度番組に参加させて頂いたから、というのはあるのかもしれませんが、それを抜きにしても、とにかく、いい番組なんです。</div>
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大館市民の皆さんはもちろん、秋田県民の方も、もし万が一どういう形ででもこの番組を聴ける方、9月24日(火)の12時から、皆さんお昼休みを取って、是非是非、是非是非、是非是非、是非是非聴いてください。とにかく元気がもらえる、楽しい番組です。</div>
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そして、もし、もし、大館市内の企業の方でも、市内でない方でも、この番組を続けられるようなサポートが出来るような方がいらっしゃったら、お力添えって頂けないものなのでしょうか。</div>
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僕がそのようなサポートを出来るような力があれば、多少なりともしたいのですが、僕はご飯食べるので精いっぱいいですし・・・</div>
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僕はこの番組のファンですし、出来る事なら、これからも大館の素晴らしさを、秋田県内に、あわよくば全国に、あの「大館語」で発信してもらいたいのです。</div>
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連絡先は、</div>
<div>
〒017-0897 大館市三の丸13-19 大館市産業部内</div>
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ファックス番号は 0186-43-0590</div>
<div>
そしてメールアドレスは hachirazi@fm-akita.com</div>
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です。</div>
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念のため言っておきますが、このように僕のブログで宣伝してくださいなんて、一言もハチラジスタッフからはお願いされていませんので。僕の勝手な行為です。(ハチラジさん、もしまずかったら言ってください。)</div>
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皆さん、9月24日(火)の12時からはFM秋田の「ハチラジ」聴いてくださいね。</div>
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そしてスタッフの皆さん、僕は今関西におり、放送を聴くことが出来ませんが、遠くから盛大な最終回となることを心からお祈りしております。</div>
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Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-80801725105807247032013-09-08T02:02:00.000+02:002013-09-08T23:09:55.302+02:00リユニオン 8月27日・9月7日日本に帰ってきてもうすぐ1か月が経つというのに、ドイツであまりにのんきな暮らしをしているからなのでしょうか、どうも体がついてきていないようですが、僕の脳はまたまた興奮しているようで、今朝も早起きをし、ここに帰ってきました。<br />
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8月27日(火)に横浜のグランドインターコンチネンタルホテルにおいて、横浜市旭区にある「八ッ橋幼稚園」の創立50周年の記念式典に招いていただき、演奏させて頂きました。どうして?と疑問に思われる方が大多数かと思いますが、実はこの幼稚園を経営されているご両親の娘さん、彩・ショアーさん(旧姓篠崎彩さん)が、ボストン生活時代にちょっとだけマリンバを教えていた生徒さんという繋がりで、そんなご縁から演奏する流れとなりました。<br />
<br />
この彩ちゃんは、僕なんかよりも早くにマリンバを習い始め、でも色々な事情があってマリンバから一時期離れ、仕事をしていたにも関わらず、マリンバを続けたいという強い想いから、思い立って、アメリカに渡りました。<br />
<br />
初めて会った時の印象は、笑顔の多い、凄く明るい子。しかも手もよく回る。更に、マリンバが、音楽が好き!という強く優しい心のある演奏をする子で、僕はそのボストン生活時代当時、苦労も多かったのですが、彩ちゃんのレッスンはいつも楽しく、こっちが謝礼しないといけないのでは?というくらいに、元気をもらっていました。<br />
<br />
そんな彩ちゃんも、ボストンのバークリー音楽院を優秀な成績で卒業し、そして結婚。今では可愛い娘さんもいる、母。彩ちゃんが母親となってから会うのが久しぶりで、とにかくその日を楽しみにしていました。<br />
<br />
会の前日から、彩ちゃんの旦那さんのTravis君、お姉さんの志保さん、妹のモエさん、そしてご両親と、とにかく思い出話が尽きない楽しいひと時を過ごし、当日も会が進行しているというのに、演奏していないときには、ずーーーーーーっと話しっぱなし。それでもまだ話足りないくらいでした。<br />
<br />
彩ちゃんは、僕のところに来る前から素晴らしい演奏家でしたし、旦那さんTravis君はバークリー音楽院でドラム演奏科を卒業されたこちらも優秀な方。彩ちゃんと旦那さんで一緒に何か出来ればよかったのですが、時間の都合で今回は共演できず・・・でも、いつか機会を見つけて一緒に出来ればと思っています。<br />
<br />
写真はお姉さんの志保さんのカメラで撮影し、加工くれたものです。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7ohcjspG1rnaXjrhAPM02Re6IJ2JgkBH5X90xuTwrHK6lBj-DIwlf9NRPG3FCMjLDeG1Z12PF6QqLvetgcro1bl5YuYDXKCHEGtTTkjK8ntsWetHNvAt-gIG31kEwvG57jT5FZA/s1600/2013-08-27-20-44-51_deco.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7ohcjspG1rnaXjrhAPM02Re6IJ2JgkBH5X90xuTwrHK6lBj-DIwlf9NRPG3FCMjLDeG1Z12PF6QqLvetgcro1bl5YuYDXKCHEGtTTkjK8ntsWetHNvAt-gIG31kEwvG57jT5FZA/s320/2013-08-27-20-44-51_deco.jpg" width="240" /></a></div>
左からTravis君、彩ちゃん、志保さん、俺です。<br />
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この篠崎家の姉妹はみんな個性豊かで面白いのですが、この志保さんは数年間世界中を隅々まで旅をした方で、ボストンに立ち寄ってくれたこともありました。そんな志保さんだから、話をすると、もちろん楽しいし、その心の広さに救われる感じさえしました。今はその旅で撮った写真を飾りながら、渋谷区にネイルサロンを構えているところですので、近くにいる際にはこの志保さんのいるサロンを探してみてください。写真を数枚見せてもらいましたが、写真で心から感動したのは久しぶりだったなあ。<br />
<br />
<br />
そして昨日、9月7日(土)は京都において、Closedのコンサートをさせて頂きました。その共演者は僕の山形大学の1つ上の先輩でもある車野桃子さん。山大のピアノ専攻生は副専攻として、何かピアノ以外の楽器もしなければいけないのですが、桃さんは打楽器をされていたという事もあり、ピアノの音のキレ、音色の豊富さはもちろん素晴らしい方でしたが、自身でもマリンバを演奏できる方なので、息ぴったり(って自分で言うのも変ですね・・・)。その縁と心地よさに在学中は何度か共演していました。<br />
<br />
そんな桃さんは音楽の道を究めるために、山大卒業後東京へ。僕はアメリカに留学。<br />
<br />
昨日という日まで、僕は沢山のピアニストの方と共演をしてきました。沢山の素晴らしい奏者に出会いましたし、沢山のインスピレーションを頂きました。でも山形大学在学中に桃さんと共演し感じていた、あの音のキレ、音色、音楽性が忘れられず・・・そして何より気心の知れた方でもあるからこそ出来る演奏ってあるんですよね。僕はこの日が来ることを何年も待って、ようやく昨日それが実現しました。<br />
<br />
昨日のステージは緊張して間違ったりもしましたが、でも桃さんのピアノに<b><span style="font-size: large;">しっかり</span></b>(って大文字にしたくなるほどです。)サポートしていただきながら、あの昔の感触を変わらずに味わえたことの喜び、そして会場のお客様の温かい拍手、そして最後に演奏した「花は咲く」では、演奏者自身である僕が感極まってしまい涙を流しながらの演奏となってしまいました。<br />
<br />
写真を撮りたかったのですが、またいつもの事で撮れませんでした。でも、桃さんとの共演はこれからも実現したいと思っておりますので、是非その際には聞きに来てください。<br />
<br />
そして、今回の演奏会の為にサポートしてくださった、桃さんのお母様、旦那様、そして息子さんの文昭君と絢音ちゃんには心から感謝したいと思います。ありがとうございました。<br />
<br />
さあ、僕はこれから母と京都のパン屋「志津屋」さんに行ってきます。僕も母もそのパン屋さんの熱狂ファンで、これを楽しみに昨日も頑張りました!!<br />
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それでは皆様もよい一日をお過ごしください。<br />
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-57717756237415370292013-08-25T00:37:00.002+02:002013-09-08T02:02:23.433+02:008月23日 大館公演 「布谷史人 マリンバ・コンサート」コンサートから2夜が開けたというのに、未だに興奮が残っているのか、それともただただその後の仕事に追われているのか。いやいや、前者でしょうね。今日も遅くにベットに入ったにも関わらず、かなり早起きをしてしまい、起きてからし始めた事務的な仕事の合間に、どうしても皆様にお礼のお言葉と、コンサート後の心境を語りたくて、ここにやってきました。<br />
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まずは、8月23日の演奏会にお越し頂いたお客様、そして開場には来れなかったけども成功をお祈り下さった方々には心より感謝いたします。<br />
<br />
大館市を含む秋田県県北・田沢湖周辺での、8月9日の大雨の被害の爪痕はかなり大きい事はニュースで把握しているつもりでしたし、夏休みも終わり、更に加えて8月24日の大曲の花火・・・、と僕のコンサートのチケットが一週間前になってもほとんど売れない状況を非常に心配していたのですが、当日に会場のステージに上がってみて心底驚きました。もちろん嬉しい驚きです。約500人のお客様にお足をお運び頂き、素敵なお花と皆様の温かい声援、ゲストでお呼びしたフリーアナウンサーの石川文子さん、マリンバ奏者の誉田広耶君、そして同じくマリンバ奏者の沼倉真理子ちゃん、大館市民文化会館のスタッフの方々やお手伝いとして協力してくれた高校時代の同級生のお心強いサポートで無事に、というよりは、本当に心から楽しいひと時を過ごさせて頂きました。<br />
<br />
現在34歳の僕は、中学校入学直後に入部した吹奏楽部で打楽器を初めてから、もう20年以上が経ちました。13歳から17歳ころまでの僕は、とにかく舞台に立って演奏することが好きで、高校2年の冬のアンサンブルコンテストで、初めて東北大会出場を決めた秋田県秋田市のアトリオン音楽ホールでの演奏は、舞台上で演奏している時のあまりの幸せさに、「このまま時が止まればいいのに・・・」と心から思ったことを今でも思い出します。<br />
<br />
あの時の想い、そして音楽の楽しさを忘れられず、高校3年生の夏、急に思い立って音楽の道に進むことを決めてから、先日のコンサートまでの約17年の日々というのは、ステージが怖かったり、緊張して手が震えてコントロールが出来なくなる自分を恥ずかしく思ったり、音をはずしてしまったり暗譜がとんでしまう自分に腹を立てたり、コンクールなどで中々上位に入賞できなくて自分という存在価値を見失ったり、自分の湧き上がる感性と先生から受けた教えの違いからくるジレンマを感じたり、と、もちろん今思えばすべては僕の音楽人生の肥やしにはなっていますし、勉強の時期だったと思えますが、心の底から音を楽しむことを次第に忘れて行った時期でもありました。もちろんその間、指折りで数えるほどではありますが、何かの力に助けられたかのようにうまくいった本番もありました。<br />
<br />
8月28日に発売する2枚目のアルバムのブックレットでも書かせて頂きましたが、そんな時期を経て、ドイツに移り住んでからスランプに陥りました。マリンバが弾けず、そして聴くことさえできず、マリンバの前に立つと気持ちが悪くなってしまう、そんな時期が続きました。その時期は、楽器に触れることを諦め、その代り自分と見つめる時間をたっぷり持ち、沢山の方々の優しさに助けられながら日々をゆったりと過ごし、今教鞭を取っているドイツの学校の生徒の演奏をレッスンで聴かせてもらっているうちに、インスピレーションとエネルギーが沸き、再びマリンバに、そして音楽に向かうことが出来ました。<br />
<br />
とコンサートでは、普段表舞台では話す機会のない様な僕の中の突っ込んだ話まで、フリーアナウンサーの石川文子さんと楽しくおしゃべりを大館弁(大館語?)を交えながらさせてもらいつつ、8年前程に石川さんとご一緒させて頂いた時と同様、石川さんの司会進行で気分がとにかくおどり、心から気を許せる親友でもある誉田君、そして一番若いのにとにかく頼りになる沼倉真理子姫との共演、そして会場のお客様の心温まるご声援で、「このまま時が止まればいいのに・・・」という瞬間が何度も訪れた、心から楽しい!!と思えるステージを踏ませて頂きました。<br />
<br />
多くの葛藤の中で続けてきた僕の音楽人生において、今回の公演は大きな自信につながるものとなりました。そんな時間を提供してくださった皆様、ここまで来る道のりで出会った沢山の方々の優しさには、心の底から感謝しております。ありがとうございました。<br />
<br />
当日は200人入ってくれればいいなあ、などと、お客様の入りすら心配で、先行販売としていち早く演奏会場で発売したCDも、面倒くさいからという理由でとりあえず一箱100枚のまま会場に運んだのですが、完売してしまうというハプニング?があり、ここでも嬉しい驚きがありました。CDが売り切れで買えなかったお客様も沢山いらっしゃったようで、ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありませんでした。大館市内であれば大町の音の店「いわしや」さんで取り扱って下さいますので、どうぞそちらでお求めいただければと思います。<br />
<br />
そして会場でのCD販売もその音の店「いわしや」の店長さんにお手伝いいただきましたのに、今回はご厚意でその手数料を受け取っていただけなかったのです。ですから、最終的には少しばかりとはなってしまいましたが、先日の大雨で被害にあわれた大館の方の何かの助けになればと思い、微力ながら寄付を昨日無事にさせて頂きました。あまりの微力で、大館市役所の方には話を大きくしないでください、とお願いしたのですが、大館ではマリンバをやっている珍しい人という事になっているので、今日あたり、市長にその義援金を手渡している模様が写真付きで記事になっているようです。石川さんに舞台で公言していただいたことは、無事に実行に移せた事をそちらでご確認いただければと思います。(大館市長、お忙しいところ、突然の訪問にもかかわらずお時間を割いてくださいまして、ありがとうございました。)<br />
<br />
本来であればもっともっと沢山の義援金をお渡しできれば良かったのですが、ぶっちゃっけますと、大館での公演は基本的にいつも赤字なので、CDの売り上げの一部はその赤字の埋め合わせの一部にも当てさせていただきました。<br />
<br />
演奏会の写真が今手元にありません。僕は基本的に演奏中のシャッター音が気になる人で、今回も写真屋さんに写真を撮ってもらわなかったのですが、今回は会場内でトーク中に携帯で写メ取っている人を数名お見かけしました。しかもあれってシャッター音でないんですね。もしこのブログを読んでくださった方で、その演奏会のお写真を撮った方がいましたら、是非そのお写真をお分け頂ければと思ってます。ホームページのお問い合わせページからご連絡いただければ、嬉しく思います。そうすれば、演奏会にお越しいただけなかった方も演奏会の様子を分かっていただけるかな?<br />
<br />
という訳で、コンサートの写真が無い投稿となってしまいましたが、僕の想いを感じ取っていただけたら幸いです。長い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。<br />
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今日の夜からは東京に入り、日本での公演が続きます。大館公演の予兆も助けて、更に楽しみです。また、公のコンサートに関しては、この場やウェブサイト、そして最近やっと始めたFacebook<br />
<a href="https://www.facebook.com/pages/%E5%B8%83%E8%B0%B7%E5%8F%B2%E4%BA%BA/1406093922946657">https://www.facebook.com/pages/%E5%B8%83%E8%B0%B7%E5%8F%B2%E4%BA%BA/1406093922946657</a><br />
で、イベント等を紹介していきますので、また是非覗いてやってください。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-36430848587412718362013-08-20T02:39:00.000+02:002013-08-20T03:03:03.834+02:00FM秋田 ハチラジdeOh!!DATE そして8月23日の演奏会日本は非常に、非常に、そして非常に暑いです。僕の今いる秋田県大館市は先日からの大雨、そして今もなお大気の状態が不安定なためか、今日も大雨、更に湿度も凄いです。日本に帰国する直前のドイツは、朝方一桁台の気温まで下がり、ヒーターも動き出すような日があったくらいで、この温度差と時差ボケで、僕の体はこの変化に対応しきれていない状態ですが、何とか元気に過ごしております。<br />
<br />
ええ・・・このブログを今更更新して、どれだけの人が見て下さるかわかりませんが、今日8月20日(火)のお昼12時からラジオのFM秋田で放送される、ハチラジdeOh!DATEに出演しています。<br />
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この番組、うちの母がよく聴いていまして、ドイツにいる間も「こんなラジオ番組があるよ」と、何度も話は聞いていたのですが、放映された情報が載っている番組のブログをみると、本当に大館市の情報が満載で、活気の無くなりつつあった大館?と思っていた僕も、大館再発見ができ、「この店、前から気になっていたんだよなあ。」という所をカバーされていたり、大館滞在中は「ここに行きたい。」って思うお店の情報があったりと、大館人も、そうでない方も大館の魅力を感じて頂ける、素晴らしい番組です。<br />
<br />
ブログ、是非覗いてみてください。<br />
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<a href="http://www.blog.fm-akita.com/hachirazi/">http://www.blog.fm-akita.com/hachirazi/</a><br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDB9jboh4AQoMDQ_jLpu597KLfkeWCMLS-dIdYMOAh08INRZfVKIHjArThLjSWzTSi7oJarc2z8nLArSY7C8SrY5mrAfMiENSV6rM7r0Ctx1dAgjFGWJ3OOPf6Wdsp5BBWR7ZsDw/s1600/DSCN1963+(1).JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDB9jboh4AQoMDQ_jLpu597KLfkeWCMLS-dIdYMOAh08INRZfVKIHjArThLjSWzTSi7oJarc2z8nLArSY7C8SrY5mrAfMiENSV6rM7r0Ctx1dAgjFGWJ3OOPf6Wdsp5BBWR7ZsDw/s320/DSCN1963+(1).JPG" width="320" /></a></div>
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写真は、収録後、パーソナリティーの方と記念撮影したものです。<br />
<br />
でも、非常に残念なことに、この番組は今のところ1年間だけの放送らしいのです・・・大館人としては、とーーーっても寂しいのですが。<br />
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8月23日(金)は僕の地元、秋田県大館市、大館市民文化会館でマリンバコンサートを開催いたします。今回は前回のコンサートで取ったリクエスト曲を元にプログラムを構成し、美空ひばりさんが歌われた「川の流れのように」、ユーミンの「春よ、来い」、秋田県民歌などをマリンバソロから、マリンバ3台用に編曲し、このブログにもたまに登場してくれている誉田広耶君、そして僕と同じく秋田県民、湯沢市出身のとても可愛らしい後輩でもある沼倉真理子さんと共演し、このハチラジのパーソナリティーであり(僕の初アルバムを持ってくださっている方です。)、非常に美しく、お話もとーっても面白くて、秋田県内外でご活躍で、更に僕と同じく大館出身である石川文子さんに司会進行をお願いして演奏会をします。<br />
<br />
今回はチケットの売れ行きがよろしくなく、まだまだ席に余裕がありますし、今回は大館でデビューしてから10周年以上の年月が経ったことに感謝の気持ちを込めて、一般は1000円、学生は500円でコンサートをしますので、是非是非お越しくださいませ。<br />
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<br />Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-15272306385431878312013-08-01T11:46:00.003+02:002013-08-10T16:35:45.642+02:002月から今日ご無沙汰してしまいましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。<br />
<br />
最後の投稿が2月中旬でしたし、この題名を掲げて書き始めて最後どうまとめ上げられるか心配ですが、とりあえず重い腰を上げる決意だけはあったので、頑張ってみたいと思います。<br />
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まずは2月下旬、2枚目のCDの為の録音がありました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUdtvQqRBHufV3LM9PtWV5nU34IdGZ1A_FnZB04jbP_trmVrxOHxw6jiPNMCvT56M5uQXBPoP4nUuzPLTv2t7fydt908UsmL0xC3jLZ1XkyXC502ufc3alwu40om0_CLuS_qSE2w/s1600/IMG_4161.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUdtvQqRBHufV3LM9PtWV5nU34IdGZ1A_FnZB04jbP_trmVrxOHxw6jiPNMCvT56M5uQXBPoP4nUuzPLTv2t7fydt908UsmL0xC3jLZ1XkyXC502ufc3alwu40om0_CLuS_qSE2w/s320/IMG_4161.jpg" width="320" /></a></div>
この写真は、共演している誉田広耶君との録音が終わってから、「あっ、そういえば録音風景の分かる写真撮ってなかったなあ。」と、後から取ってつけたように撮ったので、僕の顔はかなり余裕に写ってますが、この録音は時差ボケとの戦いで、大変な思いをしながら録った思い出が強く残っています。<br />
<br />
今回のCD作製は、オクタヴィア・レコードさんにお願いしました。日本の大手のレコード会社さんとのお仕事は初めてだったのですが、とてもスムーズに、前を見据えて取り組んでくださる所で、非常に楽しくお仕事をさせて頂きました。前回の録音とは違い、愛用させてもらっているこおろぎ社のマリンバでの録音でしたが(楽器を貸してくださったこおろぎ社さま、そして練習室を提供してくださり、楽器運搬を快く引き受けてくださったネオリアこおろぎの井澤さんありがとうございました。)、音もとても豊かで、ダイナミックに録ってもらえた気がします。こちらの件に関してはまた別の機会に宣伝させて頂こうと思いますが、今月8月28日に発売予定です。<br />
<br />
そして3月10日、2011年3月13日予定され、東日本大震災の為に後援がキャンセルになったアンサンブルフェスタと題された演奏会が、地元秋田のアトリオン音楽ホールにて行われました。このコンサートでは秋田出身や秋田にゆかりのある演奏家が沢山集まり、デュオから20人ほどのアンサンブルまでの室内楽をプログラムするという、とても面白い内容の演奏会で、僕はバイオリン奏者の石亀協子さんとの共演をさせて頂きました。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQnh-N39LpYpgW2QKsjRhC6GfVesaBXCnHN5rhLWQZjKEKcti0SMTmNrf9SIESpH9ZCzq3LOYmChOMMW9PYYtacOE5Z2ggzvApIu4X2OkEv4kFVlWv3uNlQxitmq1StdBLbWPu8A/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQnh-N39LpYpgW2QKsjRhC6GfVesaBXCnHN5rhLWQZjKEKcti0SMTmNrf9SIESpH9ZCzq3LOYmChOMMW9PYYtacOE5Z2ggzvApIu4X2OkEv4kFVlWv3uNlQxitmq1StdBLbWPu8A/s320/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" width="240" /></a></div>
実は石亀さんとは、2002年に一度パリでお会いしていました。そのときは、秋田出身の方だと知らずにお会いしたので、同郷の方に異郷の地でお会いできたことはかなりの驚きでしたが、その時に「いつか一緒に演奏できるといいですね。」なんて話していたことが、11年後、秋田の素晴らしい音楽ホールで実現するなんて、これまた凄い事です。舞台では、石亀さんの音にインスパイア―されながら、楽しく演奏させて頂きました。<br />
<br />
音楽ディレクターの藤原さんにはこの場をお借りしてもう一度感謝いたします。ありがとうございました。<br />
<br />
そして出演者の皆さんは、2011年3月に予定されていた方々と全く一緒で、中には仙台フィルハーモニー管弦楽団の奏者の方も多数いらっしゃいました。震災から2年が経ち、どういうお気持ちで過ごされていたかなど、短い間ではありましたがお話も聞くことが出来ましたし、復興はまだまだこれからなんだということを改めて認識する機会となり、僕の心にも大きく残る演奏会となりました。<br />
<br />
<br />
そして今度は、4月。これは簡単に終わらせたいと思いますが、「カルメン・ファンタジー」を生徒の前で披露しました。フランツ・ワックスマンがそもそもバイオリンとオーケストラの為に作曲した作品で、バイオリンの名曲として沢山の奏者・聴衆に愛されていますが、どうしてもマリンバで挑戦してみたく、250ドル(約2万5千円)を払って購入しました。<br />
普段は、生徒にああでもない、こうでもない、などと、口うるさく言っているにもかかわらず、自分が実際にその生徒の前で演奏するとなると、とってもとっても、とっても緊張するんですよね。そういう点も含めて、先生という役割というものを今でも勉強中ですが、とりあえずその演奏の録画をYoutubeで期間限定で公開しております。良かったら観てやってください。ピアノは栄愛さんです。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Q_-uJa6kXTc">http://www.youtube.com/watch?v=Q_-uJa6kXTc</a><br />
<br />
その直後からは、5月下旬に行われた打楽器アンサンブルグループの「Claviers de Lyon」マスタークラスに向けて、マレット・アンサンブルの集中リハーサルが始まり、時には土日返上で、これでもかというくらいかなり忙しい日々を送りました。普段から写真を取る癖が無く、折角のみんなの晴れ姿を写真に収めることなく終わったのが何よりも心残りなのですが、とにかく本当にみんな頑張りました。この機会で生徒それぞれがそれぞれの想いを抱いて臨んだようでしたし、僕自身も、マレット・アンサンブルの為に編曲したり、コーチングとしてここまで集中してマレット・アンサンブルをみる機会が無かったので、とても勉強になりました。<br />
<br />
それが終わってからは、ZMF(ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル)の準備に入りました。僕の師匠ナンシー・ゼルツマン先生のフェスティバルで、僕は何度か講師軍の一員として参加させてもらっていますが、今回はいつもよりも演奏曲が多く、フェスティバルの直前はまたいつものストレスフルモードで周りに文句言いながら、頑張りました。<br />
<br />
フェスティバルは6月30日から7月13日まで、カリフォルニア州北の小さな町Arcataという所で行われました。練習で疲れ切り、更にドイツからの長旅で憔悴しきっていた僕ですが、僕の師匠や、ZMFで顔なじみの先生方や仲間に会うと、一気にその疲れも吹っ飛び、元気に幕開けることが出来ました。でもさすがに、インテンシブな2週間でしたし、2週目にはだんだんその元気も衰え、最後の方はどうやって最後まで乗り切ったのか意識が飛んでいたのですが、それでも終わってみると充実したものが心に染みわたっているのが感じられ、参加させてもらえたことに心から感謝しています。僕の先生は日本語は読めませんが、この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました。<br />
<br />
この写真は、フェスティバル最後の夜に、主にアジア人を募って撮った写真です。(その他の写真は、数日中に、マルチメディアの写真のページに掲載します。)<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKOuOXiDgIj_G8uwc2mL9KqsgKMZ7QowGE72SMDYQ2CBi6fg9EyzbpozBdQ9V8h7J2KGm60uwtZqrESG5eiX59B1RTKxur3CZD4B-gpsOa_99VFd3txfdnDcvK4-xx6pEi2NpqLg/s1600/DSCN1824.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjKOuOXiDgIj_G8uwc2mL9KqsgKMZ7QowGE72SMDYQ2CBi6fg9EyzbpozBdQ9V8h7J2KGm60uwtZqrESG5eiX59B1RTKxur3CZD4B-gpsOa_99VFd3txfdnDcvK4-xx6pEi2NpqLg/s320/DSCN1824.JPG" width="320" /></a></div>
この写真の隣に書くのもどうかとは思いましたが、フェスティバルの行われたArcataという町はとても不思議なところで、街中に行くと、なんとなく1970年、1980年代のアメリカを思わせる、非常に独特の雰囲気がありました。住んでいる人もみんな楽しく、楽に生きているような人が多く、日中も街中で沢山の働き盛りの若者が目立ち、「いつ働いているんだろう」とちょっと疑問に思う所もありました。しかも、至る所で葉っぱ(分かる人は分かるかな)の臭いがし、凄いときにはスーパーマーケットの一角でそんな臭いがしていました。それだからリラックスした感じなのでしょうかね。<br />
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そのフェスティバルから戻ってきた後は1週間ほどポルトガルへ。南ヨーロッパはイタリアしか行ったことがありませんでしたし、そこで流れていた空気感が凄く新鮮で、楽しみでしたが、南西のポルトガルもまた清々しい天気と人に溢れ、美味しいサーモンを、同じレストランで毎食のように食べながら、英気を養いました。この写真も今手元にないのですが、後でこの場に貼り付けたいと思います。<br />
<br />
という感じで、元気にやっています。8月中旬にはいよいよ日本でのコンサートの為に帰国しますが、そのコンサートのお知らせもまた追々この場で紹介させて頂こうと思っています。<br />
<br />
それでは、お読みいただきましてありがとうございました。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-14444414499740330162013-02-13T23:56:00.000+01:002013-02-13T23:58:03.393+01:00ZMF 2013皆様、新年のご挨拶もせずにおりまして、失礼いたしました。何を書こうか迷い、力んでいるうちに、日々の忙しさにゆっくりここにくる時間が取れませんでした。どんな近況、心境かはまた近いうちに書かせて頂くとして、今日は告知です。<br />
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昨年はお休みしていたZMF(ゼルツマン・マリンバ・フェスティバル)が2013年6月30日から7月13日まで、マリンバワンの本社があるカリフォルニア州Arcataで行われます。私は、今年もまた講師として参加させて頂きます。<br />
<br />
どうもこのフェスティバル、申し込みをする時期によって費用が変わるのですが、先ほど受け取ったマスメールを受け取るまで、正規の値段よりも安い参加費で申し込める締切が、明日に迫っていることをすっかり忘れていました。という訳で、緊急告知です。<br />
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申し込みはこちらから出来ます。(英語になります。)<br />
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<a href="http://zmf.wufoo.com/forms/zeltsman-marimba-festival-2013-registration-form/">http://zmf.wufoo.com/forms/zeltsman-marimba-festival-2013-registration-form/</a><br />
<br />
ゼルツマン・マリンバ・フェスティバルの音楽監督、そしてお姉さん?お母さん的存在のナンシーはもちろんの事ですが、今年もサンフランシスコ交響楽団の打楽器奏者であり、サンフランシスコ音楽院、コルバーン音楽院の先生でいらっしゃるZMFのお父さん的存在、Jack Van Geemさん、ここ数年演奏会で来日していらっしゃる、世界的にご活躍中の打楽器奏者Pedro Carneiroを始め、多数の素晴らしい講師群によるレッスン、マスタークラス、コンサート、更に今年は生徒と先生が一緒に演奏するというコーナーもあり、盛りだくさんのZMFになりそうです。<br />
<br />
昨年はナンシーが福井のマリンバセミナーにおいて講師を務めたこともあり、興味がある方もいらっしゃるのではと思います。<br />
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時期的に学校との兼ね合いで難しい所があるかもしれませんが、日本からも沢山の生徒さんに参加していただけたら嬉しく思います。<br />
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<a href="http://www.zmf.us/">www.ZMF.us</a>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-80499128787392621462012-12-08T20:46:00.002+01:002012-12-08T20:46:43.257+01:00リニューアルご無沙汰しておりました。<br />
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長い間更新できずにいたウェブサイトが、ようやくリニューアルオープンに向けてカウントダウンを始めました。新しいウェブサイトは今までのウェブサイトで基調としていた「黒」とは正反対の「白」が基調となるため、それに合わせてブログのデザインも新しくしてみました。まあ、自分の気分次第でもしかしたら黒に戻ってみたり、青になったりするのかもしれませんが・・・</div>
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とにかく、気持ちを新たにスタートします。新装開店が明日になるのか一週間後かになるのは、後はウェブデザイナーの方のご都合によりますが、新しいウェブサイトには音源が聴けるページや、演奏ビデオが見られるページ(ビデオのアップにはもう少し時間が必要となりますが・・・)も用意しておりますので、気が向いた時にまた覗いていただけたら嬉しいです。</div>
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日本は吹雪で大変なことになっているようですが、今日のドイツは、マイナス8度まで冷え込みました。いよいよ本格的な冬に突入です。</div>
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お互い自分を大切にしながら過ごしましょう。</div>
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(今日の写真は季節はずれですが、家の近所で夏に撮った田園風景の写真を載せたくなったので、強引に貼り付けました。)</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh06QlNgBgfDKJlfcRH_S0b-hfQvZv7tZOuU9OEN1-K78d1oC_NKk2IoRqUcCa458guKY6HZ0yNpadSLUzLbJCBvlKNGhiJW7zGmVkEYwtlrLGDcXt1esZYCZcc0hJZUKP0tmIs/s1600/2012-06-22+09.11.27.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="180" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh06QlNgBgfDKJlfcRH_S0b-hfQvZv7tZOuU9OEN1-K78d1oC_NKk2IoRqUcCa458guKY6HZ0yNpadSLUzLbJCBvlKNGhiJW7zGmVkEYwtlrLGDcXt1esZYCZcc0hJZUKP0tmIs/s320/2012-06-22+09.11.27.jpg" width="320" /></a></div>
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Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-12199937117265707402012-09-04T15:12:00.001+02:002012-09-04T15:12:24.184+02:009月の予定またまた演奏会の告知でこの場を使わせて頂きます。<div>
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9月6日(木)</div>
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秋田県立大館高等学校創立20周年記念演奏会</div>
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大館市民文化会館大ホール</div>
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13:00開演</div>
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共演:誉田広耶(マリンバ)、菅野真奈美(フルート)</div>
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この演奏会は無料で、一般の方もご来場いただけます。</div>
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久しぶりの地元大館公演となるので、とても楽しみです。</div>
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9月8日(土)</div>
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広島・打楽器オーケストラ演奏会</div>
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広島市東区民文化センター大ホール</div>
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14:30開演 (14:00開場)</div>
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指揮・音楽監督:蘆田吉光</div>
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チケット:一般1,000円、学生800円</div>
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僕は打楽器アンサンブルと一緒に、ネイ・ロサウロのマリンバ協奏曲1番を演奏します。</div>
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9月20日(木)・22日(土) 二回公演</div>
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渡辺玲子・布谷史人 バイオリン&マリンバ デュオ コンサート</div>
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京都府立府民ホール アルティ</div>
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18:30開演 (18:00開場)</div>
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チケット:一般3,000円、学生2,000円(当日各500円増し)</div>
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お問い合わせ:090-7338-1634(前川)</div>
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世界的に活躍されているバイオリン奏者渡辺玲子氏とのコンサートです。</div>
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バイオリンとマリンバの異色の組み合わせですが、</div>
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皆さんに楽しんで頂けるようなプログラムを組んであります。</div>
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9月29日(土)</div>
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誉田広耶・菅野真奈美 マリンバ&フルート デュオ コンサート</div>
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宮城県多賀城市 多賀城文化センター 小ホール</div>
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18:00開演 (17:30開場)</div>
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無料(整理券が必要となります。)</div>
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整理券お取扱い:多賀城文化センター 022-368-0131、ヤマハミュージック東北仙台店 他</div>
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彼らのコンサートに賛助出演いたします。</div>
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皆さんと会場でお会い出来たら嬉しいです。</div>
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Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-84349140564743072502012-07-21T02:10:00.001+02:002012-07-21T02:13:55.529+02:00明日皆様、大変ご無沙汰しておりました。<br />
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ご無沙汰しすぎてしまい、書きたいことも、書かなければいけなかったことも沢山あったのですが、それはまたいつかの機会にという事で、今回は今機能できていないウェブサイトに代わって、ここで演奏会の告知をさせてください。<br />
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(ウェブサイトは、近日中に新装開店致します。)<br />
<br />
2012年7月22日(日)<br />
14時半開演(14時開場)<br />
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秋田県湯沢市雄勝<br />
雄勝文化会館オービオン<br />
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プログラム<br />
無伴奏バイオリンソナタ第2番より (J.S.バッハ)<br />
Three Moves (P. ランスキー)<br />
ハンガリア狂詩曲第2番~マリンバ3台の為の (F.リスト)<br />
春よ、来い~マリンバ3台の為の (松任谷由美)<br />
赤とんぼ変奏曲 (高田明枝)<br />
ふるさとの四季~マリンバ3台の為の (源田俊一郎)<br />
<br />
他<br />
<br />
マリンバ共演:誉田広耶、沼倉真理子<br />
<br />
一般 2000円 (当日2300円)<br />
学生 1000円 (当日も同額)<br />
<br />
お問い合わせ:コンサート倶楽部ゆざわ 0183-72-1234 (渡部様)<br />
<br />
<br />
今回の演奏会では、初めてマリンバトリオをプログラムに組んだコンサートとなりまして、<br />
数曲、トリオ用にアレンジさせて頂きました。<br />
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共演者である誉田君、沼倉さんは山大の後輩なのですが、<br />
しっかりものの頼もしい共演者で、<br />
リハーサルではいつも助けられながら、演奏させてもらってます。<br />
<br />
充実した時間となりますよう、心を込めて一生懸命演奏させていただきますので、お近くの方もそうでない方も、興味がおありで時間のある方は是非お越しください。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-12364288435995134872011-12-29T22:53:00.003+01:002011-12-30T00:00:19.644+01:002011年以前のブログ更新から、7か月以上の月日が経ってしまいました。皆様は、いかがお過ごしでしょうか?<div>ブログに何度も帰ってこようと試みたのですが、素直にここに戻ってきたいと思うまで待っていたら、今日になってしました。</div><div><br /></div><div>今年も終わりに差し掛かり、ここ最近特に2011年を振り返っていたのですが、今思うと昨年末にドイツに拠点を移してから本当に様々な事があったように思います。その中でも東日本大震災に関しては、簡単に言葉に出来ないような出来事でしたが、その震災の事を含め、この7か月間は様々な事を心の中で感じながら一生懸命過ごしてきました。</div><div><br /></div><div>音楽家の活動としてはとても充実した時期で、ゼルツマン・マリンバ・フェスティバルの為に約一年ぶりのアメリカ訪問、東京でのデビューリサイタル、名古屋、京都でのコンサート、そして安倍圭子先生のマリンバアカデミーへ講師としての参加、学校での行事等々、沢山のお仕事をさせて頂いていました。</div><div><br /></div><div>ただ、自分の心の中で抱いていた様々な思いが消化されずに、無我夢中で音楽に向かっていたことが一番の理由だったのでしょう。京都での演奏会が終わった7月下旬から音楽を奏でることはもちろん、マリンバの音色も聴くことも出来なくなってしまい、しばらくの間マリンバから離れた生活を送っていました。それと同時に周りが見えなくなってしまった時期でもあり、東京、名古屋、京都での公演をはじめ、その他の演奏会も沢山の方々のお力添えなしでは成しえなかったことであり、深くお礼を申し上げるのも出来なくなってしまった時期でもありました。その失礼を、この場を借りて心からお詫び申し上げたいと思います。</div><div><br /></div><div>その状態から素直にマリンバを演奏したいという気持ちになるまでは沢山の月日が必要でしたが、心で感じてきた事を見つめ直し、考え、感じた様々な事を心穏やかにゆっくり受け止めていく過程の中で、自分という人間をまた少し以前より知ることが出来た気がしています。</div><div><br /></div><div>沢山の優しさが無ければ2011年を今のような温かい気持ちで終えられることが出来ませんでした。その沢山の優しさには心から感謝するとともに、沢山の演奏会を控えている来年に向けて、この温かい気持ちを温め続けていければ、と思っております。</div><div><br /></div><div>2012年も皆様にとって穏やかに幸せが感じられる日が沢山ありますことを、心からお祈りいたしております。</div><div><br /></div><div>今年もありがとうございました。</div><div><br /></div><div>布谷史人</div>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-52525124938503951162011-05-11T16:45:00.003+02:002011-05-11T16:51:11.964+02:005月14日、コンサートのお知らせホームページのカレンダーのページには書かせてもらってますが、再度ここでも宣伝させていただきます。<div><br /></div><div>5月14日(土)の14時から、名古屋市の連教寺におきまして演奏会をいたします。何名かの方から「檀家さんのためだけのコンサートでしょうか。」というお問い合わせがありましたが、一般の方でも入場できるコンサートです、とのことでした。</div><div><br /></div><div>クラシックの作品から、日本の歌をマリンバ用に編曲したものを、水野みどり先生との共演を交えながら演奏いたしますので、お近くの方でご都合のつく方はご来場頂けますと幸いです。</div><div><br /></div><div>詳細はこちらをご覧ください。</div><div><br /></div><div><a href="http://www.renkyouji.com/concert.html">http://www.renkyouji.com/concert.html</a></div>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-85759924208219822462011-05-06T05:33:00.003+02:002011-05-06T05:38:09.005+02:00ラジオ出演大変急なお知らせですが、本日5月6日(金)の16時頃より、KBS京都放送のラジオ番組「金曜 やのパンチ★」に出演いたします。<div><br /></div><div>KBS京都放送1143kHz, KBS滋賀放送局1215kHz, 福知山局1485kHz, 舞鶴局1215kHzで、関西全域で放送されるそうです。</div><div><br /></div><div>このブログを観てくださった方でお時間のある方、是非お聞きになってください。</div>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-28707848205307601562011-04-24T22:48:00.010+02:002011-12-29T22:51:35.070+01:00東日本大震災、そしてマリンバ・デイズ (誉田君 その3)東日本大震災で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、遺族の方々には謹んで哀悼の意を捧げます。そして、被災された方には心からお見舞い申し上げます。<div><br /></div><div>3月11日の地震の際、僕は秋田市に居ました。3月13日にコンサートを控え、そのリハーサルが始まった直後の事でした。揺れの大きさも、揺れの時間の長さも、僕が今まで感じた中で一番大きなものでした。地震直後に携帯からラジオを流し、今回の地震の震源地が宮城県沖とのことが分かり、仙台から今回の演奏会のために秋田に入られていた方々は家族、そして仲間の無事を祈るように聴きいられていました。僕も、家族はもちろん、誉田君そして宮城県に住んでいる友人の無事をとにかく強く祈っていました。</div><div><br /></div><div>地震から1日半後、ようやく電気が通り、つけたテレビを観て言葉を失いました。。。地震の被害はもちろん、津波の被害、そしてさらには原子力発電所の状況を映像で観ていくうちに家族のことがたまらなく心配になり、自分がドイツに行くことの意義、音楽家として生きることの意味が分からなくなりそうでした。ドイツへの出発を数日後に控えていたのですが、それを断念しようかとも考えていたほどでした。</div><div><br /></div><div>僕の家族はもちろん、沢山の方々から温かいお言葉を頂き、そしてお力を借りて何とかドイツには戻ってきたものの、自分の心が不安定になってしまったようで、4月8日から10日に控えていたマリンバの小さなフェスティバル「マリンバ・デイズ」も「心ここにあらず・・・」の状態で、準備を進めていました。</div><div><br /></div><div>そんな中、今回のマリンバ・デイズのゲストとして招へいしていた誉田君がドイツにやってきました。</div><div><br /></div><div>彼は宮城県多賀城市出身。彼の街では石油コンビナートが燃え、津波の被害もあった事はニュースでも観ていましたが、僕と、そして彼を駅まで車で迎えに行ってくれたデトモルトの生徒ユキ君と、誉田君から聞く被害の実態の話に言葉を何度も失いました。</div><div><br /></div><div>被害がそんなに大きくもない秋田にいたというのに、僕はニュースだけを観て心が不安定になっていたのですが、被災者としてドイツに来るまでの約20日間被災地で生活していた彼の心のうちはもっともっと辛く、重いものだったに違いないはず、と話を聞きながら感じていました。</div><div><br /></div><div>しかし・・・翌日のリハーサルで聴いた彼の音は僕のものとは全く違い、地震で感じていたはずの恐怖や不安は一切音から出ていないのはもちろん、もっともっと芯のしっかりした、そして音楽を奏でることに意義を見出しそれを素直に喜んでいる、まさに音楽家の音でした。そんな彼の音を3時間を聴きながら、自分を恥じ、そしてリハーサルの後半は誉田君のその音にのせられ、音楽をすることの喜び、そして意義を見出せた、音楽家として充実した時を過ごしました。</div><div><br /></div><div>その彼との音はリハーサルの2日目も、3日目も変わることなく、誉田君の力を借りて自分もやっと音楽を創る心を持つことが出来、音楽の持つ様々な表現の可能性を時間の許す限り2人で追求し、マリンバ・デイズの初日である僕たちの演奏会を無事に迎えました。本番の演奏は、僕は沢山反省するところはありましたが、信頼関係があるからこそ出来る、音を操る演奏が出来たと思うし、何より楽しかったなあ・・・</div><div><br /></div><div>誉田君には、その演奏会の翌日、デトモルト音楽院の生徒のためにマレットの巻き直しのクラスも開いてもらいました。彼の持っている特別なコミュニケーション能力と言っていいのでしょうか、みんなもすぐに誉田君に打ち解け、そのクラスも盛況に終えられました。</div><div><br /></div><div>そしてマリンバ・デイズ最終日は生徒の演奏会。これは涙ものでした。みんなそれぞれに色々な事を感じ、考えながらこの日のために準備をしてきたことが演奏を通して強く感じられたし、みんな個性豊かに、いい演奏を聴かせてくれました。それぞれが一人の音楽家でありながら、おこがましくも先生として指導させてもらった立場上、みんながどれだけ素晴らしかったか、ここで書くのは控えさせて頂きますが、でも今回の演奏を自信に変え、本番の演奏で見えた課題もそれぞれで消化し、そしてまた一つ強くなっていってもらえたら嬉しいなあ、とそんな風に思った演奏会でした。。。</div><div><br /></div><div><div>誉田君には、新しくドイツで生活し始めた僕の背中を力強く押してもらいました。そしてマリンバ・デイズの成功には、彼の力も多大に影響しました。デトモルト音楽院の打楽器科一同の臨時の代表としてこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。「ありがとうございました。」</div><div><br /></div><div>そして最後になりますが、被災地の皆様には、一日でも早く心に和平を感じられる日々が来ますことを、強く強く願いますとともに、微力ではありますが、僕も出来る限りの力で、そのために自分の出来ることを精一杯努力させて頂く所存でございます。</div></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div>(何だか取り留めのない日記になってしまいましたが、小学一年生の時に僕が書いた作文「スキーに行って、それから寿司屋に行ったこと」に、一つ丸しかつけてもらえなく、そこに赤ペンで添えられていた先生のコメント「作文の内容の目玉は、一つでいいと思います。」を思い出します。)</div>Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-17769126750775692162010-12-30T21:02:00.002+01:002010-12-30T21:36:15.819+01:00今年もありがとうございました。またまたご無沙汰しております。<br /><br />ブログに書く内容を色々と頭の中で練ってはいたのですが、人前に出て大きく発言するのに躊躇いがあったのでしょうか、ここに帰ってこれたのが結局今日になってしまいました。<br /><br />自分にとって今年は本当に大きな年でした。ドイツ、アメリカ、日本を何度も行き来し、9年半住んだ第二の故郷でもあるボストンを離れ、マリンバの講師という自分の夢見ていた立場に自分を置くためにデトモルトに辿り着く。そしてその大きな動きの中にも、その動きに合わせるかのように様々な出来事が自分の身の回りでおきました。そのすべてがまだ自分の頭の中で整理をつけられていないので、この場で言葉にすることを今回は遠慮しますが、その大きな流れに流されそうになりながらも、沢山の方の力をお借りしながら何とか自分の両足で今こうして立っていられます。<br /><br /><div>昨年の12月に急に自分の脳裏に「ドイツ行き」を促す何かがよぎり、ドイツ行きを決意をしたものの、今年この場でその事を言葉にしてから約一年、自分がこういう形でドイツに戻ってこれるなんて夢にも思っていませんでした。</div><div> </div><div>アメリカでの生活は本当に大きなもので、そのすべてを一人で消化していくにはまだまだ時間が必要だと思います。でも、ようやくデトモルトでの新しい生活も始まり(クリスマス直前に新居に移りました。)、この町を自分の帰る第二の家と呼ぶようになるのも、そんな遠い日のことではないのかなと思い始めております。</div><div> </div><div>と、言葉にすると、そんなことを経験し、感じた一年でした。 </div><br /><br />終に来年は、自分の夢の一つであった東京でのデビューリサイタルを含め、3月は秋田、5月は名古屋、6月はアメリカでのマリンバフェスティバル、そして7月は日本の主要の都市でのリサイタルがあります。7月のリサイタルに関しての詳細は、1月中にウェブサイトで発表しますので、時間のあるときにまたここを覗いてやってください。<br /><br />今年も沢山の方に応援いただき、心から感謝しております。<br /><br />どうかよい年末をお過ごしください。そして皆様にとって幸せな2011年になりますよう、デトモルトからお祈り申し上げます。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-64594625361776493922010-09-30T15:08:00.002+02:002010-09-30T15:22:28.621+02:00誉田君 その2今回のリサイタルツアーの大館公演、山形公演では、3月のブログに登場した誉田君の器の大きさに救われてました。前回も書いたけど、彼は弟のようでありながら、実は俺の兄なのではと思わせる、クールに落ち着いた、それでいて温かい人です。<br /><br />そんな誉田君、最近ウェブサイトを立ち上げたので、皆さんにご紹介させてください。<br /><br /><a href="http://hiroyahondamarimba.weebly.com/" target="_blank">http://hiroyahondamarimba.weebly.com/</a><br /><br />今どきの手作りウェブサイトはここまで美しくなるのですね。俺がウェブサイトを立ち上げた2005年の秋頃は、手作りではこんなにかっこよくできませんでした。<br /><br />というか、俺が不器用すぎるのかな・・・<br /><br />誉田君は今、宮城県をベースに東北でソロや室内楽等の演奏活動をしています。彼は俺には持っていない色彩感と、大きな愛で :)、演奏を聴かせてくれます。お近くの方は是非彼の演奏会に足を運んでください。<br /><br />そしてこれは前回も書きましたが、彼、マレットのまき直しがかなり上手なんです。俺のマレットのまき直しはすべて彼が手がけてますし、むしろ彼がまき直してくれたものでないと何だか演奏する気にならない、とまで思ってしまうほどです。欲しい音、音色に応じて、まき方の微妙な強さ加減や毛糸の種類もしっかり考えて巻いてくれます。(だよね、誉田君?)<br />ウェブサイトに連絡先が書いてあるようなので、入用の方は是非ご利用ください。<br /><br /><br />P.S.「誉田君」というタイトルでシリーズものにしたくなってます。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-67338535782269862772010-09-28T15:47:00.005+02:002010-09-29T15:43:40.740+02:00感謝、そして目に見えない力9月がようやく終わりに差し掛かった。今月頭から、京都、秋田、大館でのリサイタルツアーをさせていただいたのだが、7月、8月に自分は立ち止って考えていた分、9月は頭から全力で突っ走った感がある。<br /><br />今日は今回の共演者であったAndrey君を成田空港で見届け、僕のリサイタルツアーにやっと終止符を打てた。彼が無事にデトモルトに帰り着くことを願いつつ、こうしてブログに来た。<br /><br />実は今年4月の終わりから、左手首に今まで味わったことのない痛みを感じ始めていた。だが生活が出来なくなるという理由で治療のために演奏活動を止めるわけにはいかず、引き続き練習や演奏、そして楽器の移動を繰り返しながら、その症状を悪化させ、9年分の荷物をまとめなくてはいけなかったアメリカの引っ越し、そしてその引っ越しの疲れを引きずったままに迎えた7月頭のZMFの演奏で、その演奏の次の日から手首が回せない、さらにはマレットも握れない状態にまで悪化した。日本に帰国後、それが腱鞘炎と分かり治療を進めていたものの、中々治りが感じられず不安を感じていた最中、とある人の紹介で鍼治療の先生を勧められた。その先生のお力はもちろん、9月のリサイタルツアーに関与してくださった沢山の方の思いと優しさで、8月の最後の週あたりから何とか5,6時間練習できるほどまで回復した。<br /><br />今まで腱鞘炎になった人を何度か見てきたし、僕が昨年度教えていたデトモルト音楽院の生徒でも手の痛みで悩んでいる子が数人いた。ただ、自分は腱鞘炎というものを患っていなかったので、その人たちの本当の痛みが分からなかったが、これで十分に理解できた気がするし、これからももっと深いレベルで分かってあげられる気がする。最初は腱鞘炎を患ったことを悔やんでいたが、今振り返るととてもいい勉強だったし、自分の身を削って自分の出来る精いっぱいの音楽を演奏してきたからこその証なのかもしれない、とそう感じられるようになった。(物事はプラスに考えれば、プラスなんですよね:)<br /><br />その腱鞘炎のこともあり、「リサイタルのために精いっぱいの準備ができていないのではないか」、「この手が悪化したらどうなるのか」など色々な不安を抱えつつ、その中で共演者を迎え、そして短い期間でのリハーサルでまとめ上げて本番をするというのは、精神的にも体力的にも相当にきつかった。今回の共演者は、僕が彼のピアノの音色に衝撃と感動を覚え(本当は彼、マリンバ専攻生ですが)、招へいすることにしたのだが、実は僕とは全く違う頭脳派の中々の強者で、覚悟はしていたがリハーサルでは音で言い合いになったり、時には言葉でも言い合いになったり、本番直前までどうなるのか、どうしたらいいのか分からず頭の中はめちゃくちゃな状態だったこともあった。でも沢山の方が僕らの演奏に対して純粋に抱いてくださっていた「いい演奏会になりますように」というそういう思いの力と、演奏を楽しみにしてくださっているお客さんの力で、僕もAndrey君もかなり救われ、そしてどの3公演もリハーサルよりとは比べ物にならないくらいお互いを信じ、聴き合うことができ、出来る限りお互いを尊重し合えることができ、反省点はあるものの、お客さんに喜んでもらえるものが出来たのかなと終演の拍手、そして直にお客さんとお話しすることで感じさせていただいた。そして演奏を重ねていくたびに、落ち着いて色々なことを考えることができたし、2人で話し合いもできたし、少しずつAndrey君のことも理解しながら、音も近づけていけた。<br /><br />そして今回のリサイタルツアーを進めていく中で、自分の周りで色々と働いている目に見えない力も感じた。でもそれは「自分がこれからも沢山の人の幸せを願いながら音楽を通してより多くの方の生活に少しだけ風を吹きかけたい」という想いを、マリンバという楽器を通して音にしていくため音楽を続けていくことが自分の道なのかもしれない、とそう思わせるものであった。<br /><br />今回も沢山の出会い、そして優しさに触れたが、まだまだ十分なお礼が出来ておらず、申し訳ありません。この場を借りて、ひとまずお礼を申し上げたいと思います。<br /><br />本当に、本当に、本当にありがとうございました。<br /><br />(メールを送ってくださった方には、これからゆっくり返信いたしますのでお待ちください。)Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-21728039.post-33818732028100835692010-07-28T12:49:00.002+02:002010-07-28T12:50:53.113+02:00アメリカ→ドイツ→ちょっとオランダ→ドイツ→日本<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimmC1_q8mVGGSGAOyTtixC742OJ2Jr8VletfLYwQ3pW3bMe_2c-lU9xn71t9ioClE-TkWnm6QWNBgkHsZj6UnXscunUKF9uA9r2iUkWBRZKS2jyjVtQiFTz8eYGcQ4JbeQFddl3A/s1600/IMG_0359.jpg"><img style="float: left; margin: 0pt 10px 10px 0pt; cursor: pointer; width: 320px; height: 240px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEimmC1_q8mVGGSGAOyTtixC742OJ2Jr8VletfLYwQ3pW3bMe_2c-lU9xn71t9ioClE-TkWnm6QWNBgkHsZj6UnXscunUKF9uA9r2iUkWBRZKS2jyjVtQiFTz8eYGcQ4JbeQFddl3A/s320/IMG_0359.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5498907830840007810" border="0" /></a><br />やっとこうしてここに戻って来れました。(実家にも戻って来れました!!)<br /><br />まずはお知らせです。大変光栄な事に、2010年の秋からデトモルト音楽院でマリンバの講師としてドイツに戻れる事が決まりました。<br /><br />こ の大変ありがたいお話、実は3月には決まっていたのですが、素直に喜べない自分もいました。だからここに戻ってくるのに時間がかかった、というのが正直な ところです。この数ヶ月間は迷い、ゆっくり考え、時にはうろたえ、そして最後にようやく見つけ出した細い光を頼りに、それを信じてまた再出発していこうと 決意した期間でありました。周りから見ると、スムーズに進んでいることでも、本人の心の内はそういうものでもないということ、ありますよね。僕はちょうど その時期だったようです。<br /><br />でもこういう期間があるからこそ、また改めて自分を見つめ、少しだけ自分を知り、少しだけその自分を受け入れよ うとすること出来たし、更には自分の生活に音楽があるありがたさ、音楽が出来る環境、させてもらえている環境、そして家族、友人、僕の音楽を応援してくだ さっている方への感謝の念がよりいっそう深くなるんですよね。<br /><br />英語が全くというほど通じない状況でボストンに降り立ってから、約9年間。 楽しいことも、苦しいことも、泣いたことも、感動したことも、怖い思いをしたことも、幸せなことも、不運なことも、本当に、本当に色々とありました。文化 も、言葉も、肌の色も違う人種がそれぞれの居場所を見つけて暮らすアメリカで、その地に行くまでまったく面識も無かった僕の恩師であるNancy Zeltsman先生、Dr. Karl Paulnack先生に出会えたこと、言葉の壁を超え心で繋がれる親友を見つけられたこと、命・生きることを考えされされたこと・・・書き出すと切があり ませんが、音楽家である前に、まず人として心豊かに、そして今の自分の境遇に感謝しながら幸せに生きるということを、アメリカ生活は僕に教えてくれまし た。そのすべてがやっと少しずつ僕の心の中に整理されて仕舞われていますし、それらはきっと僕の音となってくれるのでしょう。<br /><br />そのアメリ カ生活をこの6月を持って引き払いました。第二の故郷となったその地を離れることは、本当に悲しいです。でも、僕の人生に吹いてくれている風に感謝し、身 を任せ、約9年前にアメリカの地に降り立ったように、また新しい生活をドイツでするために出発します。31歳にはなりましたが、まだまだ自分の脳みそを固 めすぎずに、新しい土地で感じる様々なことを自分の中に吸収し、自分の音楽にまた新しい色を添えたいなあ、と今はそういう思いです。<br /><br />時間はかかりましたが、やっとこうして何とか言葉に出来たことで、また前に進めそうです。<br /><br />写真はボストンを見ながら夕日が見える、僕のお気に入りのスポットの写真です。Fumitohttp://www.blogger.com/profile/05159878104919054920noreply@blogger.com1